水戸藩をメインに描いた小説は初めて読んだかも。
幕末モノはどうしても薩摩贔屓になってしまうので新鮮でした。
同じ徳川同士でこうも憎しみが深まるとは。
水戸藩の有為の人材は全て死んだとは読んだことあるけど、今作を読むと理解できた。
色々な業の深さを考えさせられました。
桜田門外の襲撃の描写が秀逸。
見事に想像できる。
ちょっと小説としてはバランスが悪い気もするけど、読んで損がない作品でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本
- 感想投稿日 : 2013年4月22日
- 読了日 : 2013年4月22日
- 本棚登録日 : 2013年4月22日
みんなの感想をみる