桜田門外ノ変(上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1995年3月29日発売)
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本棚登録 : 700
感想 : 61
4

水戸藩をメインに描いた小説は初めて読んだかも。
幕末モノはどうしても薩摩贔屓になってしまうので新鮮でした。

同じ徳川同士でこうも憎しみが深まるとは。
水戸藩の有為の人材は全て死んだとは読んだことあるけど、今作を読むと理解できた。
色々な業の深さを考えさせられました。

桜田門外の襲撃の描写が秀逸。
見事に想像できる。

ちょっと小説としてはバランスが悪い気もするけど、読んで損がない作品でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年4月22日
読了日 : 2013年4月22日
本棚登録日 : 2013年4月22日

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