ヒトラーの祖父、父母、その兄弟たち…ものすごく多くの血縁者を丹念に追って調査した本。その錯綜した血縁関係にはビックリ。女グセが非常に悪く、強圧的・暴力的な父アロイスから始まってかなりな奇人変人ぞろい。だいたいにおいて怠け者で享楽的なくせに目立ちたがりで一攫千金的な夢を見る輩が多い。ヒトラーが有名になりそしてついには総統として国家の最高位につくや、そのおこぼれにあずかろうとする者もいる。甥にいたっては叔父アドルフの感心を買おうとして果たせず腹いせにアメリカに行って反ナチ活動をしたり米軍に入って第2次大戦を闘ったりしている。
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カテゴリ:
ドキュメンタリー
- 感想投稿日 : 2006年6月8日
- 本棚登録日 : 2006年6月8日
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