腐蝕生保 下巻

著者 :
  • 新潮社 (2006年11月15日発売)
3.07
  • (1)
  • (7)
  • (27)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 96
感想 : 14
4

感想

まず思うのが、企業名を隠す気がなさ過ぎて笑いました。
生保業界のリーディングカンパニー大日生命ってどう考えても日本生命だし、丸の内本社ビルに入ることとなった日立を日建ってw 漢字変えただけですかw
その他にもどう考えてもみずほ銀行だろうとか、わかりやすすぎてふきました。
当時の経済に詳しい人ならそれだけでも読んで面白いと思いますよ。
また、こうも堂々と社長をディスるのは大丈夫なんでしょうか。主人公(実際にインタビューをした人かと思います)が本当にそう思っていたかは定かではありませんが、筆者は社長(会長も)をバカにしすぎだと思います。あの能なしを何とかしてくれみたいに。精神力が弱い人だったら自殺しちゃうと思いますよ。まあ社長になったくらいの人だから大丈夫だと思いますが。

あと、イケメン設定の主人公もてすぎでしょw
どんだけ女ころがしてるんだよw
実際の社員がこうだったら正直引きますね

小説としては面白かったと思います。ダメ会社に立ち向かっていく優秀な社員。かっこいいとは思いますが、僕はこうはならないだろうな
終わり方がいまいちだったので一点減点しました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2011年12月13日
読了日 : 2011年12月13日
本棚登録日 : 2011年12月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする