実にわかりやすく、そしてフェアに、ちまたのエコに関するもろもろを解説した本。
特に武田教授の言説を、丁寧な口調で、しかし完全に論破しているのはすっきり。原発に関する武田教授の発言を見ればわかるように、ああいうのを放っておくのは害悪だよ。
で、本書に戻ると、いろんな論点を整理しているとともに、「生物多様性」については、なぜそれを守るべきなのか究極のところはわからない、として、苦しい胸の内をさらしている。そういうところも、知的に誠実であることが伺えてよし。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年3月15日
- 読了日 : 2015年3月15日
- 本棚登録日 : 2015年3月15日
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