言っていることは間違っていないんだけど、全編を通じての「上から目線」には鼻白む。
いわく「自分への投資には金をかけよう」。
いわく「奥さま、月5万でも稼いで」。
自分への投資に金をかけられる人がどれだけいるのか、月5万を稼ぐことがどれだけ難しいのか、著者はわかっていないか、意図的に無視している。
「私にはそれができたのよ」
そんな自意識がちらちらと行間から仄見えちゃう。
もったいない。悪いことは書いていないのにね。著者が尊敬する(らしい)勝間さんに、もう少しものの書き方を謙虚に倣う必要があるように思うな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2014年6月10日
- 読了日 : 2014年6月10日
- 本棚登録日 : 2014年6月10日
みんなの感想をみる