蒼天涯書海»
覚書程度に。趣味に走った選択をするのはしょうがないと、、、。
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京都の町家は現在、保存しなくてはいけないけれど、所有者にとってみれば保存するのはRISKY、、、。
京町家だったら住んでもいい。
と最近、抜かしてしまったのですが、トンデモない無恥の暴言だったと反省すること仕切…。
何も知らないで阿呆なことを抜かしてすみませんでした。
というカンジです。
とにかく、地方者が簡単に住めるほど京町家は単純じゃないってことが分かりました。
すっごく大変な思いと途方もない時間をかけなければならないということです。
それを覚悟の上で京町家に住んでもいいと抜かしやがれ!
と自分にツッコミ・・・。
すごくおもしろかったと言うと著者に失礼かもしれません。
大変な思いをして今日町家にお住まいになられたのですから。
それでも、興味深く読ませていただきました。
覚悟を持って、いつか京町家に住めたらいいなと思ってます。
2010年10月03日
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京都
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読み終わった
(2010年10月03日)
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予想以上におもしろかった!
おもしろいと言っては崇徳天皇に呪われそうですが、「おもしろい」がいちばん適切な言葉かと。
「興味深い」でも「趣よろし」でもいいかもしれませんが。
崇徳天皇御陵の近所に住まう者として、昔から興味はあったのですが、どうして怨霊になったのかという詳しい経緯は知りませんでした。日本史の授業でちょろっと習った程度のことしか知りませんでした。
御陵が近くにあると言うことで、日本史の先生が少しだけエピソードを話してくれたくらいで。(鴨川の名前の由来とか、崩御後保存のために漬かしておいた水とか)
日本最初の皇族としての怨霊は長屋王なんでしょうか。
天皇として最初に怨霊となったのは崇徳天皇のようですが、それ以前にも井上(いがみ)内親王とか、早良親王とか、伊予親王とかいたようです。
早良親王は知っていましたが、長屋王とか井上内親王、伊予親王は知りませんでした。皇統って怨霊の歴史なんですね……。
憤死した世界の歴史の人物が挙げられているのですが、その中に陸遜(三国志:呉の軍師)がいたことに驚きました。そんな最期を遂げていたとは思いませんでした。
崇徳天皇の百年祭の前後数年は動乱の時代になるらしいです。
戦国時代・幕末がまさにそうだったのだとか。
第121代孝明天皇は自身の命を賭して崇徳天皇の怨念を鎮められたのだといっています。言われてみれば納得の解釈ですが、どうなんでしょうね。毒殺説が未だに払拭されていない孝明天皇の突然死ですが、この説も有りかもしれない。と思わせるに十分かと。実際、孝明天皇は六百年ぶりに崇徳天皇を京都へ奉還しようとしていましたし。(その途中で身罷られたのですが)
孝明天皇の命をもって魂鎮めが為されたことによって(+都へ還られた)、崇徳天皇も溜飲を下げたのか、七百年式念祭は近くの小学校が全焼しただけの被害ですんだらしい。だからと言って、八百年式念祭も何事もなくとは保障できないと思いますが。
怨霊となった天皇は崇徳天皇のほか、後鳥羽天皇(上皇・院の方が適切?)、後醍醐天皇がおられるようです。後醍醐天皇は怨霊の本領を発揮する前に徹底的に鎮魂されたようですが。
怨霊を生むのは人間であると筆者は言っています。それには賛同します。人間は理解しがたい出来事をなにかの理由をつけて納得したいのだと思います。その理由付けに失意の内に死した人の念と言うのは都合がいいのでしょう。
いろいろ考えさせられることもあり、納得させられるとこともある良い本でした。(自分にとっては)
図書館で借りた本ですが、自分で買ってもいいかもとも思っています。
……それにしても、讃岐って、二大怨霊の神様縁の地があるなんて凄いですね。
こんな文章書いちゃって、かなり怖いので、近いうちに天満宮と御陵にお参りに行くとします。(筆者は執筆中にパソコン4台が同時にイカレるは、プリンターも壊れるとという被害に遭われているようです)
崇徳天皇も道真公も好きですよ。
2010年08月22日
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時代物
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読み終わった
(2010年08月22日)
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なぜか、読んでしまいました。
図書館に3度ほど借り直してようやく読破……。
なにがそんなに読ませる気になったのかというと、熱田神宮(=草薙剣)と蛇石が出て来たからでしょうきっと。
剣自体は全然出てきませんでしたけどね。蛇石も、二十世紀の人間の口から議論されただけですけど。
他にはない殿でした。
いや、ホントに……。
舞台が第二次世界大戦前のフランス。
アントナン・アルトーという実在の人物が登場します。
私は良く知らないのですが、かなりアナーキーな人物のようで、殿を知らされてかなり熱狂します。多分、その辺はフィクションなのでしょうが・・・。
殿は本能寺に向かって破滅するのではなく、天に還るという説を取っています。
今までにない殿です。
見た目も中身も。
ヘリオガバルスとかいう古代シリア(ローマ?)の少年王が度々話題になるのですが、西洋史はトント知らないので、何がなんだかですが、
ユーラシア大陸の西の果てで生まれた神が流れ流れて極東日本で少し形を変えてはいるものの生き続けているという点はちょっと納得行く説でした。
言ってみれば、日本は種牡馬の墓場(自爆)。(←全然違うだろ)
読んでて不思議に思ったこと。
戦国時代も舞台になるので、その度、仏教のことが描写されているんですけれどね。
Buddhist と言いつつ、仏界はあんまり知らないのですけれど、毘沙門天がかなり下の世界にいるのですよ。
で、第六天魔王は、というと、天の一番上(じゃないかもしれないけど、それに近しい上部)にいることになってるんですよね。
魔王がそんな上にいていいのか?! という疑問。
仏教、もっと勉強してみようという気になりました。
他にはない殿、という点では読んでみる価値アリかもです。
仏教とか、神道とか、古代西洋史とか、ナチとか出てきて、難しい内容ではありますが(笑)。
2010年08月14日
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戦国時代
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読み終わった
(2010年07月05日)
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すごく読みやすかったです。
コラム形式なのが、読みやすさをあげているのかも。
これと言って目新しい情報はありませんでしたが、楽しく読めました。
きもの生活を楽しんでおられる人で羨ましい部分も無きにしも非ず。
こんな風に無理なくきもの生活がしてみたいものです。
最近、なんだか、着る意欲減退なもので……。
(たぶんに夏のせいなんだろう)
2010年08月14日
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きもの
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読み終わった
(2010年08月12日)
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古典にカテゴライズしていいものか……悩みどころですが。
書店の歴史ものコーナーを覗くのはお約束になっているのですが、いつもと違う書店に行った時、つい目に飛び込んできてしまったタイトル。
以前、【殴り合う騎手】というのを読んだのですが、それに通じるものがあるのかどうか…。タイトルに惹かれて手に取ってみますと、……なかなかおもしろそうでした。面白そうではありましたが、ハードカバーを購入するつもりはサラサラなく、その時は、「図書館で探してみるか」と思って、諦めました。
後日、何気に文庫本になってないかなぁ? と検索してみると、
なっているではありませんか!
さっそく近所と言うほど近くはないけれど、品揃えは豊富な紀伊国屋書店へ走りました。
ありました。さすが紀伊国屋!
田舎住みはこうゆうところで不便を感じます。
それでも昔に比べればだいぶ便利になりましたが。
それはさておき、殴り合う貴族たちです。
初っ端から藤原道長です。
歴史は好きですが、平安時代に関しては、安倍晴明様以外はあんまり知りません。
源氏物語は「あさきゆめみし」で内容を知った奴です。
「枕草子」も冒頭を暗記させられました事くらいしか知りません。
なので、平安時代ビギナーといっても過言ではなく!(苦)
題材に取っているのは 『小右記』 です。ほとんど 『小右記』 からの引用です。
それは少し安直過ぎるかなぁ? と思わないでもありませんが、道長すら刃向かえなかった(?)らしい小野右大臣。歯に衣着せぬ物書きで多少の誇張はあるでしょうが、おべんちゃらやお世辞はないだろうと紹介されています。なので、かなり信頼できる資料なのだそうです。
千年も昔の資料が現代に残っていることが第一に不思議でした。
だって千年よ?!
千年前の日本の高官たちは、雲上人だったようです。
一般庶民は地を這う蟻の如くな存在。
貴族が一般庶民を半殺しにしても御咎めなしとゆーその世界に、「現代に生まれてよかった」と安堵してしまいます。もしかしたら千年前にも生を受けていたかもしれませんけれど、記憶がないので如何とも……。千年前に生きていても、蟻の如くな一般庶民だったでしょうよ。
貴族様たちが殴り合ったというのもありましたが、よくあるパターンは、貴族の使用人たちが、余所の貴族に集団リンチや余所の貴族の使用人と集団暴力。というのが多かったように思います。
あの時代、貴族の屋敷の門前を通るには例え高位の貴族だろうが、牛車から降りて通り過ぎねばいけなかったようですよ? でなければ、門番から石礫を投げられたそうです。石って……。痛いなぁ。
あの時代にはあの時代の掟があったようです。
守らなければ即報復って、恐い時代だ。
……しかし、貴族が参内する為に貴族の屋敷前を通らずに行くのは超困難じゃないのか? あの時代、方違えとか方角にもいろいろ迷信があったみたいだし?
参内するのも命懸けですな。お貴族様。
そんな貴族様の話の中で、源氏物語以外にも物語のタイトルが出てくるのですが、どれも分からなくて、真剣に古文、勉強しようか。という気持ちになりました。
『大鏡』 とか 『更科日記』 とか読んでみたいなぁ。と思わされました。
古文を読んでみようと思わされた本です。
そう思う人はきっと自分だけだと思いますが。
平安時代の日本人が少し垣間見える本でした。あの時代の人間はとても自分に素直だったのだなぁと思わされました。野心と本音だけで生きていけるお貴族様って凄絶です。
面白いですよ。
オススメ!
2010年03月13日
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古典
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読み終わった
(2010年03月13日)
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途中に【本能寺(上)】を挟んでしまったので、どっちがどっちのエピソードか混乱しながら読んで行く羽目になりました。
結論を申しますと、
本能寺の変の黒幕はサルでした。更にその裏から手を回したのは細川藤孝。
どうなのよそれ?!
とゆーカンジですが、この本の中ではとてもシックリいってましたよ。この本の中(=真保本と言ってしまえ)のサルはとにかく狡猾。頭を下げるのはタダだからいくらでも下げる。そして人懐っこい演技をし、当人が背を向ければ舌を出す。天下を獲ることしか頭にない。みないな描写でした。
本能寺での殿の描写はありませんでした。
当然ですが、日向守(光秀)と殿の邂逅などありえるはずもなく…。(←それは【戦国無双】だけの世界だ)
情報係より「奥に下がり火を放ちました」「遺骸は見つけられません」の報告だけで終わりました。
呆気ないね殿……。
そして、日向守は天海和尚として江戸幕府のブレインとなるのです。
↑真保さんがこの説を採るとは思ってもいませんでした。
天海和尚が明智の桔梗紋だったという噂は知っておりますが、マユツバすぎて好きではない説なのです。まさか、真保さんが採用するとは……。
その為の布石は敷いているのですよ。日向守が狸の為に助命するためにそれとなく手を回したり、助言したり。
真保さんは某小説の日向守の凡才な描写が我慢ならなくて描いたと言っています。
確かに凡才ではなかったと思いますが、かと言って取り立てて頭が良かったとは思いません。あの時代に孔明や仲達のような軍師はいませんでしたからねえ。人の裏の裏を掻かなければ頭が良いとはいえないし、軍師とも言ってはいけない。(本当に頭が良かったら藤孝の裏切りは気付かなればいけない)
これも一つの明智光秀像でしょう。と思わされた本でした。
殿の描写は途中から「外道」と言われる様になります。最後の最後まで殿について天下布武を為そうという目的に邁進していたように描かれているんですけれどね。どこで「謀反」という言葉を思い出したのか、その辺の描写は不足気味に思えました。いきなり殿が悪人に豹変したような描写でした。
人物の描写はお上手です。さすが真保さんです。登場人物多すぎて書ききれなかったところもおありでしょうが、途中までの殿(←途中からの殿を詳細に描写しては謀反への布石に支障を来たす為遭えて描かなかったのだと思います)、光秀、光秀子飼いの忍である小平太の描写は詳細で読み応えありです。
そして帰蝶はえらく引っ込み思案な正室のまま終わりました。(←こんなの帰蝶じゃない)
真保本の中ではこういう位置にするしかなかったのだと思いますが。
日向守に思い入れも概念もないので、これもアリちゃう? とゆートコロです。
殿に関しては、まぁ、いんじゃね? 台詞を小杉VOICEで読めなかったのは減点ですが……。
2010年03月13日
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戦国時代
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読み終わった
(2010年03月13日)
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現代語訳
↓
原文
↓
筆者のコメント
という構成になっていて読みやすいです。
筆者のコメントはあくまで筆者の意見であって真実ではないとうことを気をつけていないとちょっと危険かもしれません。
そういう読み方もあるな、と思うに留めておくだけにした方が無難です。
原文の言葉の意味などの説明はほとんどありません。
そこがビギナーズ用なのでしょう。
原文もそれなりに読みやすいです。
中学の教科書に出るくらいなのですから、読みやすいのでしょう。
中学のとき、この冒頭を暗記させられたのですが、それが今も覚えていることに自分で自分を驚愕しました。
この本を取るまで二十年、すっかり忘れていたはずなのに、すらすら出てきてしまいました。
記憶は引き出しにしまい込まれているという説を信じたくなりましたよ。
かぐや姫は月の住人で罪を犯しあの贖いの為に人間界に降臨したのだそうですよ。
月の住人と言うのは良く知られていますが、罪人とは知りませんでした。
どんな罪を犯したのかまでは書かれていませんでしたが、想像してみると楽しいですよね。でも、天女の羽衣を着けると人間界の記憶は一切消えてしまうんだそうですよ? だったらなぜ人間界で償わせていたんだろう? ってトコロです。
ある本を読んで、古典って案外知らないな。と実感させられたのです。
で、手始めに『竹取物語』を読んでみました。新しい発見があり面白かったです。子供の時分じゃ感じられなかったこともたくさんあって興味深かったです。
『伊勢物語』 『更級日記』 『土佐日記』 『平家物語』 とか読んでいきたいです。
2009年07月26日
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古典
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まだ読み始めなのですが。
全然どんな話なのか知らないで読み始めました。
ただ
『殿が出て来る』
『真保さんが書いた』
という理由だけで読み始めました。
主人公は(明智)光秀でした。
マジ?!○| ̄|_
申し訳ないけど、歴史上、いちばん嫌いな人物なんだよ。殿を殺したという理由ONLYでワースト1!
明智光秀という人物に確固とした人物像がないので、(戦国)無双のナリを思い描きながら読んでます。
もちろん、声は光ちゃんで(笑)。
他の光秀知らないんで、BASARAの速水光秀はまだ全然馴染んでないのと、あんなにイッちゃってるキャラではないです。どちらかと言うと、とゆーか、モロ無双の光秀です。殿に惚れ込んじゃったトコロが。
「うわ。無双の光秀やん……(絶句)」
殿がやっと出てきたところでとりあえず小休憩。
……でもね、この殿、小杉十郎太じゃないんだ(泣)。
今回、この殿を十ちゃんの声で読めませんでした。
山本兼一さんの殿は十ちゃんなのに、真保さんの殿は誰だろう? 若本さん(=BASARA)でもないな。山ちゃん(=山寺宏一さん)ってカンジかなぁ?
なんせ、よく喋る殿なんですわ。しかも早口。
実際の殿も早口だったとは思います。名古屋人だし(=名古屋人って早口ってゆーイメージがあります)。頭の回転早い人だし、口の周りも速かったろうと思いますが、多弁な人ではなかったと思っているのです。不言実行な人だったと思っているのですが。不言実行というか、言っても分かってもらえない、分かってもらうつもりは毛頭なかっただろう殿ですから多くは語らなかったと思うのです。
↑そんな私のイメージを崩してくれた真保さんの殿でした。
光秀は緑川光秀なのに、殿が小杉信長じゃないなんて!(号泣)
いや、小杉信長じゃないからって読み続けますけれどね。
真保さんだから。
でも、なんか、最後は 『手に入らないなら己の手で殺してやる』というどこのストーカーだ?! 的結末のような気がするんですが……?
2009年05月25日
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戦国時代
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この作者は高知県出身で(でも半世紀近く前に上京なさっておいですが)、同じ四国出身ということで親近感を持っているのでいろいろ読んでます。直木賞作家ですしね。
いろいろ読んでいると、傾向と対策が見えてきます。
とにかく土佐藩贔屓!
これでもか?! ってくらいに土佐藩が出て来ます。
関係ないだろ? それ。と思うようなところにすら「土佐藩」・・・。
ここまで徹底的に土佐藩贔屓をやられると、いっそ清々しい。
山本一力さんの話に土佐藩はなくてはならぬもののようです。これからもどんどん出て来るんでしょうね。
そして、絶対悪が出て来ません。
この悪役が出て来たら主人公どうなるんや?! と、とりあえずのハラハラはありますが、話が進むに連れて主人公に丸め込まれ気が付けば悪役じゃなくなってるパターンが多いです。
このシリーズにも紀文(=紀伊国屋文左衛門)が出てくるのですが、悪役っぽいんですよね。なんとなく。主人公たちが陥れる相手なのですがなかなかに手強いのです。主人公はなんとか成功を収めます。で、連作である今作では、掌を返したような善人になってます。イヤ・・・、それはあかんのちゃうの? と突っ込んで差し上げたいくらい。
今作では前作で主人公たちが紀文を介して嵌めたアコギな商人親子が主人公たちを返り討ちにしてやろうと企てるのですが、派遣した賊は主人公側に寝返り、商人親子は老中によって手痛い恩賞を受けてしまいます。
「正義は勝つ」「勧善懲悪」は時代劇のお約束ですが、こんなにあからさまにしてどうよ? と思わないでもありません。
世の中そんなに甘くないよ。と言いたい反面、物語の中くらい甘い世の中であってほしいかも。と思う自分もいたりします。でも、やっぱり、ちょっとやりすぎ。
それでも、文章はお上手です。
スパっと小気味良く終わり、余韻に浸れない終わり方にも慣れてきました。(←慣れていいのか?!)
余韻に浸れない終わり方も粋な江戸っ子気性のようです。
山本一力さんのシリーズものは好きなので続いて欲しいなぁと思わないでもないですが、これは一応の帰結を見た感があるので、続きはないかもしれませんね。
2009年05月11日
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時代物
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舞台は幕末の江戸。
でも、新選組がどうとか、長州がどうとか、という京都の内乱は1つも出て来ません。
主人公は小さな神社の跡取息子。
夢占(ゆめつげ)ができる貴重な能力の持ち主で、そのためにある出来事に巻き込まれてしまいます。
夢占って、探し物の在り処を探したり、予知夢を見たりと、かなり能力の幅は広そうでした。
夢と言いながらも、目を開けたまま未来を見たりしてたし。眠った時に予知夢を見て夢と現実の境が分からなくなったりと、力の制御はできてないようで、当時の世の中と同じくらい不安定でした。
不安定だからこそ話がおもしろいのですけれど。
夢占をする神官は神社の神主の子供の兄の方ですが、弟の方がしっかりしていたり、能力は強いけれど制御はできなかったりと、お約束と言えばお約束な設定です。
安政の大地震で行方知れずとなった大店の息子を探す、というのが本筋なのですが、不安定な能力の持ち主の神官にすんなり見つけられるはずもなく、呼ばれた神宮に浪人が潜伏していた為に死人が出たりと、すったもんだを繰り返します。話が進むに連れて、夢占の能力はうなぎのぼりに上昇し、道具も祝詞もなくても見れてしまうようになり、あげくに傍にいる人間をも巻き込んでしまいます。
それが凶と出たのか、吉と出たのか・・・。
よく分からなかったような気がします。
話は一応結末を迎えます。行方知れずだった大店の息子も見つかりますが、大団円ではなかったような気がします。
混乱の世の中でしたから、あぁゆう終わりは致し方ないかなぁ? と思わないでもないですが。
時代設定に意味があったのは分かるんですが・・・、神社と浪人という取り合わせが似合わないような気がして、なんだかしっくり来ませんでした。
時代設定をもっと遡って、もっと違うエピソードにすればもっとおもしろかったかも、と思わないでもないです。
夢の中の描写って難しいと思わされたりした話でした。
2009年05月11日
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幕末
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エグイです。
でも、お勧めです!
幕末・維新関係の本でいちばんのお勧めは? と問われれば、これを挙げます。
それくらいは個人的にはお勧めです。
みんな死んでいくのですが、死の美学と言いましょうか、「日本人の死」には日本人のすべてが凝縮されているような気がします。
書き方は小説のようでありますが、ちゃんと資料をお集めになられて組み立ててあるので、半分は脚色としても半分は事実なのではないでしょうか。なかなか読ませてくれました。
読んだのはもう十数年も前ですが、姉小路公知の項は、ありありと情景が浮かんだことを覚えています。
刺客に新兵衛が仕立て上げられ、自刃したということも書かれてありましたが、記憶の彼方でした。公知襲撃のシーンが生々しく思い浮かんでしまったのはなぜでしょう? 筆者の書き方が良かったのか、てめえの想像力が豊か過ぎたのか……。
あと衝撃的だったのは、フランス人の前で20人公開切腹。
でも、フランス人が見るに耐えられなくなり11人で中止。
慣れてない人には一人見ても吐くだろうよ……。
いちおう、有名どころは抑えてあります。
近藤勇・土方歳三・沖田総司・井伊直弼・佐久間象山・孝明天皇・坂本竜馬・大久保利通・白虎隊・高野長英・橋本左内・吉田松陰・相楽総三・西郷隆盛・武市瑞山・徳川家茂・高杉晋作・お龍・徳川慶喜 etc.,
坂本竜馬の死も凄まじかったのだと、この本で知りました。
2009年05月02日
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幕末
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ノンフィクションはあまり読まないのですが、F1には興味があるので。レースドライバーが書いた本があったので読んでみようと思いました。
凄絶です。
雨の富士スピードウェイでクラッシュし炎上。
重度の火傷を負い、言語に絶する闘病生活を送った人の生の声がありました。
自殺も考えたけれど、病院じゃ自殺できない。
とか、
人の目が痛すぎてニートになる。
とか、
実際に体験した人じゃないと書けない感情があります。
怪我はよくしていた(「してる」の間違いか?)ので病院、怪我人の感情は分かります。実際に痛い目をしているのは自分なのに、他人に何が分かるんだ? と叫びたくなったり、下手な慰めはよしてくれ! とドラマで叫びそうな言葉を吐きたくなる気持ちとか……。私の場合は人目が痛いと思ったことはないし、そこまで酷い状態になったとことがないのでやっぱり同情でしかないのかもしれませんが。
挫けたりもしたけれど、それでも今を一生懸命生きることを選んだ太田哲也さんは凄い人間だと思います。
これを読むと、小さなことで悩んだりクヨクヨしてるのが恥ずかしくなります。
人生 ポジティブに歩いて行こう! という気にさせてくれる本です。
BRAVO!太田哲也!
2009年05月02日
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Car race
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ドラキュラとか、孫悟空とか、表紙には書いてあるけど、8割方日本の妖怪です。
それが目的なので私としては満足なのですが、タイトルにある「世界の妖怪」を求めて読んでいくと幻滅すること請け合い。
数少ない外国の妖怪の中に ガルーダ が取り上げられていたから購入を決めたようなもの。
ガルーダも厳密には外国の妖怪じゃないんだけどね。日本に迦楼羅王になってる入ってきているから。そして烏天狗の原型になったのさ。
百足って戦勝の神様で、毘沙門天の使いで、蛇や龍の天敵なんだそう。
武田信玄が百足を紋章に使ってたりしてるし、鞍馬寺には百足を描いた絵がたくさんあった。
でも、なんで百足が戦勝の神様で毘沙門天の使いなのかという理由までは説明されていない。チト物足りない本です。
それでも、それなりに楽しい。
瀬戸大将は可愛いと思う。
2009年05月02日
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ファンタジー
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時代設定は幕末。黒船がやって来た直後の江戸が舞台です。
でも、幕府の話ではなく、表題の通り、刀剣屋さんの話です。
読んでて、山本一力さんが書いているのか? とちょっと錯覚しそうになりました。
どこが? と言われれば、江戸を舞台にした話の男性作家を他に読んだことがないからでしょうか? ←そんな単純な理由で同一視するのは失礼だろ?! と自分に立腹してしまう次第ですが、一力さんと同じように読みやすい文章で、ぐいぐい引き込まれてしまいました。
刀かじってる人間が読むと 面白いです!
私が好きな初代忠吉は一言出てきただけですが、村正は出てきましたし、やっぱり妖刀でしたし、満足です!
話の主役の刀たち
「正宗」「村正」「清麿」「康継」「国広」「助広」「虎徹」
突出して面白かったものはありませんが、すべて興味深く読ませていただきました。
刀が主役になると、こんな小説になるのか? ・・・・・・と。
主人公の光三郎は武家の嫡男なのに家を出て刀剣屋の婿養子になったっという素性です。←この素性が一力さんの『深川駕籠』の新太郎に似てるんだ。いや『損料屋』の喜八郎兄ぃかな? ……と、まぁ、一力さんの話でよくあるパターンなので、一力さんと同一視してしまったのかもしれません。鳥羽さんとは全然違う文章です。同じ幕末が舞台でも、総司を描いた鳥羽さんの文章とは違ってましたね。
ちなみに私が好きな刀は 村正、忠吉、景光、祐定 だったりします。
↑でも、まだ良く理解してはおりませんが。
これを読んで、刀をもっと勉強せねばならん! と思わされました。
2009年05月02日
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日本刀
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