病院は安心できる場所だが、実社会はそうではない。
周囲との関係性を断ち切った回復は真の回復ではない。
出来事だけでなく問題の背景を見ることが重要である。
鋭い指摘をする文章で納得できるところばかりだった…
しかし、この主張は時代に飲み込まれてしまうだろう。
周りにだれもいない人で溢れている時代だからである。
本当にだれもいない個人にとって専門家の手が必要なのだ。
たとえそこが関係性を断ち切った場所だとしても……。
長期的視点で解決できないほど、切迫しているように思う。
もう少し歩み寄って欲しいと感じる部分もある。
とはいえ、私は非常に感銘を受けた。
生きることは悲しみや苦しみの連続なのだ。
幸せは荒れた土壌に咲く枯れやすい花なのだ。
小さな生活の営みを大切に、生きて行こうと思う。
正直、耐えられるか不安でいっぱいですが。
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- 感想投稿日 : 2010年1月9日
- 読了日 : 2010年1月9日
- 本棚登録日 : 2010年1月9日
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