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なつやすみの しゅくだい どくしょ かんそうぶん
レビュー by fmkatzeさん
タイトルに惹かれて読んでみました。初・道尾作品です。
前情報も、著者の作風も何も無かった分、最後まで純粋に楽しむことができたかなと思います。
最初は、シリアスで、アンダーグラウンドな小説を想像していました。薬とか、援助交際とか、ヤクザとか…ちょっと苦手な分類の本なのかなと。
登場人物の過去は重いし、やってることは後ろ暗いけれど、最後まで読み進めるとその印象が一気に変わります。ひっくり返ります。
まさに最初から最後まで騙し合い。どこに伏線があるか分からない。読者がしっかりと読みこめば、早い段階で話の核心まで理解できるかもしれません。
ちょっと、誤植らしいものがあるのは残念でしたが…。まぁ、それも伏線のフェイクかと思えばどうってことないかもしれません。
エンターテイメント性に富む、痛快なお話だったな、と思います。もちろん、ハッピーエンドです。
読み終わった後に、題名の意味がようやく理解して「あああああ!!なるほどね!!」と思うこと間違いなしです。
レビュー登録日 : 2012年01月26日
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