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ネタバレに配慮していません。
レビュー by Fさん
まず冒頭、繁華街が映し出されそこで投身自殺が起こる。騒ぎを聞きつけてヒロインのウニ(チョン・ドヨン)はそれを見に行こうとする。この部分、かなりながい描写なので当然のことながらなにかの伏線だとおもっていると、最後までなにひとつ回収されない。やりっぱなし。ヒロインが働く豪邸の主人フン(イ・ジョンジェ)が、部下を引き連れてさっそうと登場する場面では、わりとシリアスっぽいシーンなのに右側の男が足をすべらせてなんかカクッとかなってる。ジャッキーの映画だったらエンドロールのNGシーンでながされるレベル。宣伝の煽り文句は一切スルーして単なる復讐ホラーを期待していたのだが、それでも肩すかし感はパない。
天然ボケとおもわせて実は結構したたかとかそういうキャラかとおもえばヒロインは単なるうすらぼんやりで、ボーッとしているうちに子どもを堕胎させられる始末だし、それでさすがに復讐の鬼と化すのかとおもいきや、敵にたいしたダメージも与えずあっさり自爆。その結末はただただ悲しい。嫁と嫁母がメイドの子を殺したと知り、主人が激昂するシーンも、理屈を聞いてりゃ「おれの子どもを勝手に処分しやがって」みたいなあれで。この映画でいちばんというか唯一といえる怖い場面は、娘の誕生日にマリリン・モンローよろしく妙なシナをつくりながら「ハッピバースデートゥーユー」と口ずさむ若妻の姿だろう。まるで意味不明だ。
レビュー登録日 : 2011年12月31日
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