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ネタバレに配慮していません。
レビュー by Fさん
ある女と関わりのあった4人の男が次々と殺されていく。死体はバラバラ。どれも一部がみつからない。犯人はだれ?その目的は?っていう、韓国映画にはめずらしい(らしい)スプラッタホラー。なんだけれど、最後まで観てもなにがなにやらだった。犯人の見当はついたものの、検証サイトをよんでもなお動機が不可解でさらに混乱したし、おもわせぶりな伏線をこれみよがしにちりばめておいて投げっぱなし、ってこれ単に脚本がだめなんじゃないかとおもえてしまう。理想の父親(または恋人)をつくりたい、仮にそれが動機だとしたら、芸術家の血をひく人間が、なんらかの妄想に取り憑かれた果ての、狂気の創作と解釈すれば、だが、ぎりぎりわからなくもない。でもその作品に画家の父親の頭部をつかう、というのはどうにも受け入れがたい。断片的に挿入される父親の記憶が、どれもろくでもない(強姦や性的虐待が日常だったようだ)ものばかりだからだ。すべての罪をかぶろうとした(?)共犯者スンミンの、スヨンへの献身ぶりもあまりに歪んでいる。しかしそういう愛(なのか服従なのかあるいはべつのなにか……いや狂気か)もないとはいえない、というかおそらくどこかにはあるのだろう。筋書きからすると、怪物が怪物をうんだ(そしてその狂気に周囲が巻き込まれていく)みたいな退屈きわまりない物語にしか解釈できないけれど、ホラーのプロットなんておおむねそんなものか。 登録日 : 2010年02月03日 23:16:38


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