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ネタバレに配慮していません。
レビュー by Fさん
「クレーヴの奥方」を下敷きにした学園恋愛ドラマ。ミステリアスな魅力を持つ転校生ジェニー(レア・セイドゥ)に翻弄される同級生や数学教師(ルイ・ガレル)の悲恋をえがく。タイトルがだれをさすのかは不明(ジェニーか、あるいは数学教師か……)舞台はパリのリセ。にもかかわらず生徒と教師があっちでもこっちでもってかんじで節操なく恋愛模様をくりひろげていて、さすがは「アムールの国」だなとおもう。フランスには児童福祉法とかないのかしらと心配になるが、あったとして実質「アムール無罪」みたいなあれだろうか。しかし、同僚の教師と教え子とを二股にかけつつ、転校生にまで恋をして頭を抱え込む女たらしの数学教師には(演じるルイ・ガレルが青池保子の漫画から飛び出てきたような美青年で、ぜんぜん好みじゃないっていうのもあるかもしれないけれど)終始さめた視線をむけざるをえなかった。だってねえ、もうアホかと……。だからこの教師が手ひどくふられることだけを期待していたのに、ジェニーもジェニーで、気弱というかなんというか(賢明ともいう)ちっともファム・ファタルらしくないのだった。「どうせあなたはわたしに飽きてしまう」そんなつまらない理由で男からさっていくとは、なんと退屈な小悪魔。男を残酷に捨ててこそのフレンチ・ロリータなのに(←偏見)ただ、校舎の裏で胸をさらすシーンでは、ほとんど女神だった。おもわず息をのむうつくしいバストライン! 登録日 : 2010年02月05日 00:36:15


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