獣の咬み傷のような恐ろしい死体をたたえた、シンタダン牢城での惨状から始まる物語。
タンダと共に立ち寄った宿場で出会った兄妹、アスラは、人身売買組織の青い手らによって売られるところだった。ところが…
猟犬カシャルの追手から、アスラを守り、チキサ、タンダを救うための旅を決めたバルサとアスラ。
呪術師であるカシャルたちから逃げる二人にハラハラした後、四路街で世話になるマーサとの出会いに心が温かくなる。この先の二人の旅の果てを明るいものだろうと夢見ながら、下巻への旅に読み手も誘われてしまう。。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年6月26日
- 読了日 : 2016年6月26日
- 本棚登録日 : 2016年6月26日
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