教皇ヨハネ・パウロ二世がガリレオに謝罪した日に,読んでみた。前半は全15景の戯曲。数学教師だった彼の半生は七転八起である。望遠鏡を発明してコペルニクスの天動説を証明したが,教皇庁によって禁書の憂き目に遭う。次に科学者である新教皇のもと太陽黒点の研究に着手したが,10年後,これも当の教皇によって学説を撤回させられる。異端審問所の監視のもと生涯を終えた彼だったが,その中でも新科学対話を執筆する。戯曲のあとは,アインシュタインと大震災とガリレオを結びつけた訳者の論考。真理探求への内面に共感する。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ドイツ文学
- 感想投稿日 : 2013年10月15日
- 読了日 : 2013年10月6日
- 本棚登録日 : 2013年10月15日
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