fri-sat-sundayさんの本棚(fri-sat-sunday)
屋上物語 (祥伝社文庫)
北森 鴻
祥伝社
(2003年06月)
ミステリー
「香菜里屋」シリーズの著者ね。デパートの屋上で起こる事件を屋上のうどん店の主、通称さくら婆ァが解決する、と書くと、ユーモアミステリーみたいですが、必ずしもそうではない。さくら婆ァが訳ありで暗い過去を背負ってるから。章ごとに語り手が変わるのですが、...
証し (幻冬舎文庫)
矢口 敦子
幻冬舎
(2008年04月)
ミステリー
「償い」の著者ということでこれも読んでみた。こちらは売買された卵子から生まれた子どもの話。その子が一家四人惨殺事件を起こしてそのまま自殺したとみられ、ショックを受ける育ての母と、無実を信じる生物学上の母が、真実を知るに到る物語とでも言いましょうか...
生き屏風 (角川ホラー文庫)
田辺 青蛙
角川グループパブリッシング
(2008年10月25日)
ホラー
ペンネーム?も凝ってますこと。ジャンルとしてはホラーですが、帯にも書いてあるように、しみじみ泣ける人情モノに仕上がっています。まだ新人さんのようなので、あまり作品出てないようですが、他のも探してみたいと思います。
木野塚佐平の挑戦だ (創元推理文庫)
樋口 有介
東京創元社
(2008年06月)
ミステリー
著者お得意の探偵モノなんですが、コミカル路線なのね。探偵はいつものカッコイイ中年じゃなく、定年退職後の冴えないおじさんだったりします。時々冴えてるような、単に運が良いだけのような感じで事件は解決はするんだが、やっぱもう少し主役カッコイイ方が個人的...
ちょいな人々
荻原 浩
文藝春秋
(2008年10月)
ユーモア
喩えるならちょっと長い星新一のショートショートといった感じかしら。SFでは無いのだけれども。ちょっとブラックだったり心温まるだったりの短編集。「いじめ電話相談室」の実力行使ぶりが愉快だな。「犬猫語完全翻訳機」はかなり笑えます。
ぼくが愛したゴウスト (中公文庫)
打海 文三
中央公論新社
(2008年10月)
ホラー
これまた不思議な味わいなのですが、ファンタジーではない。ゴウストは幽霊ではなさそうだ。パラレル・ワールド? 少年の成長物語ということになるのだろうか。
レイコちゃんと蒲鉾工場 (光文社文庫)
北野 勇作
光文社
(2008年07月10日)
ホラー
なにしろ不思議なんだわ。蒲鉾工場に勤める「ぼく」が主人公なのであるが、その蒲鉾工場がフツーじゃない。何を原料にしているんだか、怪物化して人を食ったり、人になりすましたり、怪し過ぎる。奇妙キテレツなお話しなのにノスタルジックでもあり、この感じ、どこ...
乙女虫 奥羽草紙 ―雪の章―
澤見 彰
光文社
(2007年12月14日)
時代劇
坂本司先生大推薦なんだけどさ、ワタクシ的にはイマイチざます。伝奇時代小説ということになろうか。女子に読ませるのに、このヒロインは無いよ。男装の美少女というだけで、単なる足手まとい、親切にして貰って当たり前、助けて貰って当たり前、なんだもの。ヒーロ...
脳男 (講談社文庫)
首藤 瓜於
講談社
(2003年09月12日)
ミステリー
指し手の顔 下―脳男2
首藤 瓜於
講談社
(2007年11月30日)
ミステリー
指し手の顔 上―脳男2 (1)
首藤 瓜於
講談社
(2007年11月30日)
ミステリー
一気に読むしかなかろう。「脳男」では明かされなかった主人公の秘密が少しずつ明かされる。自閉症、一切の感情を持たない、ニュー・ヒーロー。ヒーローと読んで良いかわからないけれども。良心回路を持っているのか持っていないのかわからないようなキカイダーとい...
風流時圭男
竹内 清人
幻冬舎メディアコンサルティング
(2007年12月)
ファンタジー
ミュージシャンとして生きるか、病で倒れた親の会社を継ぐか迷う主人公が、曾お爺さんの幽霊に会うという話自体はどうということも無いのですが、出てくる男たちの中途半端ぶりとは対照的に、女たちがどれも腰の据わったイイ女でね。そこだけでも読む価値はある。
手のひらの蝶 (角川文庫)
小笠原 慧
角川書店
(2005年08月25日)
ミステリー
これ前に読んだ。読み始めてから気付くマヌケぶり。だいぶ忘れているところもあるので、折角だから読んでおきました。こないだうち、自閉症とか精神疾患モノを立て続けに読んだのでその流れで買ってしまった。
支那そば館の謎 裏京都ミステリー (光文社文庫)
北森 鴻
光文社
(2006年07月12日)
ミステリー
前身が実はドロボウさんだった寺男が住職の知恵を借りて謎を解決、な、2時間ドラマ、京都ロケでレギュラー枠にしてもいい感じ、な、短篇集。
社会派くんがゆく 復活編
村崎 百郎
アスペクト
(2007年12月20日)
エッセー
鬼畜系なんで真に受けてコメントするのもアレですが、誰にでも同感出来る鬼畜な部分はあるでしょう。根本的に噛み合わないところも多々ありながら。
バチカン奇跡調査官
藤木 稟
角川書店
(2007年12月)
ミステリー
この著者、よく知らないんですが、男性でしょうか? 探偵役はバチカンの美形修道士2人(2人ってとこがミソ)、潜入先は男子ばかりの全寮制カソリック・スクール。これで何も起きないなんて。いや、事件そのものはおどろおどろしく進行するんだけどね。美形男子を...
女たちは二度遊ぶ
吉田 修一
角川書店
(2006年03月25日)
文芸一般
「悪人」が良かったので読んでみた。悪くない。たいした事件もなく淡々と進行。様々な11人の女たちを男の視点で描いている。
天使のナイフ
薬丸 岳
講談社
(2005年08月09日)
ミステリー
前に幼女殺人を採り上げた話の時は、書き込み不足というか、物足りない感じがしたんだけど、これはいい。少年犯罪を被害者と加害者の立場から書いてあって。人を裁くというのは本当に難しいことだな。
ラットマン
道尾 秀介
光文社
(2008年01月22日)
ミステリー
結成14年のアマチュアバンドの話って帯に書いてあったので、ほろにが青春ものかと思ったけど、そっちじゃないんだよな。過去におこった事件、現在の事件、重なり合って、トリッキーに進行するので騙される。こねくり過ぎの感なきにしもあらずだけど、これはこれでい...
K・Nの悲劇
高野 和明
講談社
(2003年02月)
ホラー
著者得意の(多分)ホラー・サスペンス。夫婦がセックスをして妊娠する、金銭的な都合を優先して中絶を決める、納得して同意した筈の妻に異変。死んだ友人の霊が憑依しているのか、精神障害なのか、精神医はあくまで科学的に捉えようとするけれども、ホラー寄りに描...
暗闇のヒミコと
朔 立木
光文社
(2007年12月14日)
高級老人ホームで2人の老人が殺される、容疑者としてあがったのは女性看護師。実際、テレビでも見かけるような、派手なパフォーマンス、言動を続ける容疑者、その容疑者に振り回されないよう慎重に取材を進めようとする新聞記者。事実を淡々と積み上げていくという...
奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)
太田 忠司
東京創元社
(2008年01月)
ミステリー
奇談を集めてる酔狂な金持ち、本当に奇談かどうか推理して判定するアームチェアディテクティブ。ただ、謎は解かれないままの方が良かった的な展開が多いのだけれど。最後のオチはなかなかインパクトあります。
しゃぼん玉 (新潮文庫)
乃南 アサ
新潮社
(2008年01月29日)
ハート・ウォーミング
ひったくりやコンビニ強盗なんかをやって逃げ回っていた主人公が成り行きで一人暮らしのお婆さんのところに転がり込むことになって。もう先読める、でも泣ける、この結末じゃなきゃ駄目なのよ。
烏金
西條 奈加
光文社
(2007年07月)
時代劇
坂木司先生のご推薦とのことで読んでみた。訳ありの主人公が、因業な金貸し婆のところで取立の手伝いをする。プロジェクトX的発想は面白い。でもちと弱いような気も。
つるべ心中の怪 塙保己一推理帖
中津 文彦
光文社
(2008年01月22日)
時代劇
中津文彦は歴史ミステリーが好きで、一時読みまくっていましたが、最近はあまりそっちは書いていないようで。これは上2つと同じ人情時代劇に類すると思うんだけど、主人公がもう一つ好きになれなくて駄目だなぁ。謎解き自体は面白いんだけど。
恋時雨―いろは双六屋 (徳間文庫)
六道 慧
徳間書店
(2008年01月05日)
時代劇
人情時代劇。口入れやの若旦那が訳ありのお客さんの謎を解決。純情な女が実は怖いよって話もあって、著者が女性だからかな。
日暮らし 下
宮部 みゆき
講談社
(2004年12月22日)
時代劇
日暮らし 上
宮部 みゆき
講談社
(2004年12月22日)
時代劇
「ぼんくら」の続編、著者得意の江戸人情もの。予定調和的ですが、これでいいのだ。
翳りゆく夏 (講談社文庫)
赤井 三尋
講談社
(2006年08月12日)
ミステリー
比較的新人? でも面白かった。二十年前の誘拐事件の犯人の娘が大手新聞社に採用が決まったところから、過去が掘り起こされていく社会派ミステリー。登場人物も魅力的だし、どんでん返しにはすっかり騙される。全て解決した後のエピローグは、ちょっと物足りないと...
平成大家族
中島 京子
集英社
(2008年02月05日)
ハート・ウォーミング
今時の家族ってこんな感じ多いよね。長男は30過ぎて引きこもり、長女は結婚したものの自分の会社潰したダンナごと居候状態、二女は離婚して出戻り、なのに何故かお腹が大きい。どいつもこいつも情けないような、でもニギヤカで楽しそうなような。味わいとしては平安...
むかしのはなし (幻冬舎文庫)
三浦 しをん
幻冬舎
(2008年02月)
SF
日本の昔話をモチーフにしているような、何をもってモチーフと言うのか、なかなか難しい。連作のようなそうでないような。三ヶ月後に隕石がぶつかって地球滅亡が決まっている、選ばれた人間は宇宙に逃げる、と、SFのようでもあり。ブラッドベリとか萩尾望都とか。...
退屈姫君 恋に燃える (新潮文庫)
米村 圭伍
新潮社
(2005年09月)
時代劇
退屈姫君 海を渡る (新潮文庫)
米村 圭伍
新潮社
(2004年09月)
時代劇
これはおなじみ、あんみつ姫路線に戻る。著者は将棋がお好きなようで、将棋ネタがかなり出て来ます。わからなくても読めるけど、将棋好きな人にも面白いかもね。
面影小町伝 (新潮文庫)
米村 圭伍
新潮社
(2003年09月)
時代劇
退屈姫君の登場人物、くの一の少女がお年頃になってナントカ小町と呼ばれるような美人になって。でも前2作のコミカル路線から一転、シリアスな伝奇物に。軽妙洒脱、肩が凝らない、ではないけど、これはこれで読み応えあり。小町の後、男になってしまうお仙ちゃんの...
風流冷飯伝 (新潮文庫)
米村 圭伍
新潮社
(2002年03月)
時代劇
跡取りの長男と違って二男坊以下は長男のスペア、あとはどこかに婿入りでもしないと食う道も無い居候状態ということで「冷飯食い」と呼ばれていたようで、そんな若者の青春像みたいな感じ。キャラ読み可。
退屈姫君伝 (新潮文庫)
米村 圭伍
新潮社
(2002年09月)
時代劇
カバーや挿絵、文体の雰囲気から、あんみつ姫冒険談的なものを予想しまして、肩が凝らなくていいだろうと思って。最近時代劇ハマってるし。ある意味、あんみつ姫ですが、あんみつ姫結婚してますので、もう少しアダルト、お子様向きではないかな。あ、今時は、小学生...
不思議じゃない国のアリス
沙藤 一樹
講談社
(2003年10月)
ホラー
乙一氏絶賛との帯に惹かれて読んでみた。新感覚ホラー・ミステリーということのようですが。不可思議と訳わかんないの境目、どっちに転がるか、まだ定まらず。わかんないの方に転がると、読むのもストレスだしな。
精霊探偵 (新潮文庫)
梶尾 真治
新潮社
(2008年01月29日)
ホラー
最愛の妻が死んでから、他の人の背後霊が見えるようになった主人公、スピリチュアル・ミステリーと帯に書いてあったので、探偵もののバリエーションと思ったけど、SF? 予想と大きく異なる展開で、それがいいかどうかはお好み次第ですが、ワタクシ的にはちょっと。
夢の終わりとそのつづき (創元推理文庫)
樋口 有介
東京創元社
(2007年07月)
ミステリー
同じシリーズ前にも読んでる、元刑事の探偵で出てくる女がみんないい女っていうヤツ。男のロマンというか、ハードボイルドってそういうことよね。主人公の、女にだらしないっぷりが徹底しているので、これはアリ。
窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)
柴田 よしき
新潮社
(2008年01月29日)
ホラー
死神を狂言回しに、おとぎばなしをモチーフにして、平凡な女性OLの心の中の闇の部分を描くというか。誰かの死を願ってしまう、とか、誰かの失脚を願ってしまう、とか、本当の自分はこんなんじゃない、みたいなのってあったりするじゃん? でも、読後感悪くないで...
白の鳥と黒の鳥
いしい しんじ
角川書店
(2005年02月)
ファンタジー
ウィット、ペーソス、色んなものを含んだ短編集。オトナの童話って感じかな。大らかなたくましさみたいなのが好きです。
雪屋のロッスさん (ダ・ヴィンチブックス)
いしい しんじ
メディアファクトリー
(2006年02月)
ファンタジー
ショートショートになるだろうか。様々な職業の人(とは限らない)の様々なお話し。感動的なものもあれば、哀しいもの、風変わりなもの、とバラエティに富んでいて楽しめます。
絵描きの植田さん (新潮文庫)
いしい しんじ
植田 真
新潮社
(2007年11月)
ファンタジー
プラネタリウムのふたご (講談社文庫)
いしい しんじ
講談社
(2006年10月14日)
ファンタジー
トリツカレ男 (新潮文庫)
いしい しんじ
新潮社
(2006年03月)
ファンタジー
麦ふみクーツェ (新潮文庫)
いしい しんじ
新潮社
(2005年07月)
ハート・ウォーミング
ぶらんこ乗り (新潮文庫)
いしい しんじ
新潮社
(2004年07月)
ファンタジー
恋はさじ加減
平 安寿子
新潮社
(2006年03月29日)
ロマンス
あなたにもできる悪いこと
平 安寿子
講談社
(2006年08月01日)
ユーモア
くうねるところすむところ
平 安寿子
文藝春秋
(2005年05月25日)
ロマンス
もっと、わたしを (幻冬舎文庫)
平 安寿子
幻冬舎
(2006年08月)
ユーモア
これこれ、これじゃないと、この著者は。主人公たちのダメっぷり、いけてなさがステキ。誰だって、そんなにカッコよくは生きられない訳よ。本音と建て前の狭間でジタバタせざるを得ない女性にとっては面白いと思うんだけどな。
パートタイム・パートナー (光文社文庫)
平 安寿子
光文社
(2005年01月12日)
ロマンス
女にモテるってだけが特技の青年がデート屋家業を始める。うーん、イマイチ詰めが甘い感じ。
自殺自由法
戸梶 圭太
中央公論新社
(2004年08月)
文芸一般
ヒトは自由に自殺する権利があるという自殺自由法が施行されたっていう設定で、各地方自治体に公共の自殺幇助施設「自逝センター」が。同じブラックでももう少しユーモアあった方が個人的には好きだな。
高く遠く空へ歌ううた (講談社文庫)
小路 幸也
講談社
(2008年02月15日)
ミステリー
この著者にしてはミステリアス。寄宿舎じゃないし、男女混合だけど、主人公の少年とその先輩の描かれ方がちょっとギムナジウム系ですわ。
煩悩カフェ (幻冬舎文庫)
酒井 順子
幻冬舎
(2002年06月)
エッセー
オーケストラ楽器別人間学 (新潮文庫)
茂木 大輔
新潮社
(2002年09月01日)
エッセー
ソクラテスの口説き方
土屋 賢二
文藝春秋
(2003年11月08日)
エッセー
メモリー・キーパーの娘
キム・エドワーズ
宮崎 真紀
日本放送出版協会
(2008年02月26日)
ミステリー
この翻訳は無理がなくて良いです。双子の赤ん坊のかたっぽが生まれた直後にダウン症とわかり、父親の判断で死産ってことにして手放す。施設に預けて来るように言われた看護婦が、施設のあまりにも酷い状況を見て預けられず、連れ帰ってしまい、自分の子どもとして育...
いつから、中年?
酒井 順子
講談社
(2008年02月26日)
エッセー
最近ちょっと切れ味悪くなったかなという気もするが、オトナになって丸くなったってことかな。読んでてふっと思ったの。
Bランクの恋人
平 安寿子
実業之日本社
(2005年10月16日)
ロマンス
著者得意のいまいちイケてない人たちの話。こういうの書かせると、リアルで上手いよね。今回は、タフな負け犬がすごく生き生きと描かれています。
しかたのない水 (新潮文庫)
井上 荒野
新潮社
(2008年02月)
ロマンス
東京近郊のフィットネスクラブに出入りする人たちの屈折した恋愛模様みたいのかしら。ロマンチックではない恋愛小説。なんだか乾いた感じ。
かなしぃ。 (新潮文庫)
蓮見 圭一
新潮社
(2008年02月)
文芸一般
若さを手放しつつある青年たちの心情を描く、みたいな短編集なんだけど、読んでると、作中年齢の30過ぎよりかはもっと年寄りっぽいよ。今時の30は青春真っ盛りなんじゃないすか。
死亡推定時刻 (光文社文庫)
朔 立木
光文社
(2006年07月12日)
ミステリー
地元の有力者の娘が誘拐され、身代金を請求される。警察の判断で犯人の指示に従わなかった為か、娘は殺されてしまう。誘拐されてすぐに殺されていたのか、金を渡せなかったから殺されたのか。地元の有力者であった為に、金渡せなかったから殺された、では済まない。...
観覧車 (祥伝社文庫)
柴田 よしき
祥伝社
(2005年06月)
ミステリー
なんの前触れもなく失踪した夫を待つ為に夫のやっていた探偵事務所を継ぐ妻。最後の方で、偶然夫を見かけ、ただ待つだけから一歩近づいたとこで終わるんだけど、実は私、これの続編「回転木馬」を先に読んじゃってるんだよね。しかし、柴田さんの書く女性はみんなタ...
フォー・ディア・ライフ (講談社文庫)
柴田 よしき
講談社
(2001年10月16日)
ハート・ウォーミング
無認可保育園の園長にしてヤバイ仕事専門の私立探偵が主人公のシリーズ物。女性が描くからか、登場人物の女性がみんなしっかり者で良い。本筋とは別の部分で、現在の日本の保育事情みたいのも浮かび上がってくる。
子どもが生まれたら保育園に預ければいいって単...
古道具 中野商店 (新潮文庫)
川上 弘美
新潮社
(2008年02月)
文芸一般
中野商店っていう、骨董じゃなく古道具を扱っている店を舞台に、主の中野さんとその姉、アルバイト店員等、個性的面々が過ごした日々を淡々と描く。最後ちょっと丸く収まり過ぎな感じもするけど。
ブランケット・キャッツ
重松 清
朝日新聞社
(2008年02月07日)
ハート・ウォーミング
猫をレンタルする店に借りに来る人たちのそれぞれの事情というか。ちょっと不思議なオトナの童話、かな。レンタル猫はとても賢く、それぞれの家庭に大人しく借りられて行くんですが、必ず毛布持参で、その毛布が無いと寝られないっていうことらしい。私も愛用の毛布...
恋愛脳―男心と女心は、なぜこうもすれ違うのか (新潮文庫)
黒川 伊保子
新潮社
(2006年02月)
エッセー
かなり前に一時話題になっていた本で読んでみようと思いつつ、機会が無かった。文庫で出てたので読んでみました。男性脳と女性脳は違うから、心がすれ違う、みたいな趣旨なんだと思うけど、正直、ピンと来ません。ステキなダンナ様と、ママに優しい息子に囲まれてと...
腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿
西澤 保彦
実業之日本社
(2005年07月16日)
ミステリー
春の魔法のおすそわけ
西澤 保彦
中央公論新社
(2006年10月)
ロマンス
神のロジック 人間(ひと)のマジック (文春文庫)
西澤 保彦
文藝春秋
(2006年09月)
ミステリー
フェティッシュ (集英社文庫)
西澤 保彦
集英社
(2008年10月17日)
ミステリー
腕貫探偵、残業中
西澤 保彦
実業之日本社
(2008年04月18日)
ミステリー
シリーズ2作目。基本、アームチェア・ディテクティブだけど、今回は、腕貫探偵はここぞというところで登場、現場の臨場感は前作以上になってます。んで、キャラが見えにくかったのが少し明確になって、萌え要素も付加。
葬送曲 (光文社文庫)
佐野 洋
光文社
(2008年03月)
ミステリー
葬儀にまつわる諸々をテーマにした、ベテランの連作ミステリー。さくっと読めます。
十四番目の月 (文春文庫)
海月 ルイ
文藝春秋
(2008年03月07日)
ミステリー
二歳の幼児が誘拐され、身代金二千万円と引き換えに無事に戻ってくる。二千万円ってとこがミソです。んで、誘拐っていうと、身代金をどう手に入れるかが肝な訳ですが、そのへんは現実的かどうかはさておき、練ってあります。ただ大事なのはそこじゃなくて何故ってい...
ささらさや (幻冬舎文庫)
加納 朋子
幻冬舎
(2004年04月)
ハート・ウォーミング
交通事故で夫を失った妻のところへ夫が誰かのカラダを借りて現れる。ゴーストとかそういう感じかしら。ただ、この妻がグズグズに弱くてほっておけない感じなのが焦れったいのよ。
聖者は海に還る (幻冬舎文庫)
山田 宗樹
幻冬舎
(2008年04月)
文芸一般
進学校で生徒が突然教師を射殺、事件の再発防止の為にスクールカウンセラーが置かれる。心の専門家は本当に生徒たちの心の問題を解決出来るのか。目からウロコというか、自分の欲望は本当に自分だけのものかっていう問題提起がコワイ。自分が今思っていることは、本...
償い (幻冬舎文庫)
矢口 敦子
幻冬舎
(2003年06月)
ミステリー
かつて自分が命を救った少年が、社会的弱者を狙った連続殺人犯かもしれない。それなら救ったことに意味があったのか。他者の心を傷つけた者はどうやって裁かれるべきか。重いです。ただ、エリート医師からホームレスになった主人公のありようがちょっと甘いかなぁ。
となり町戦争 (集英社文庫)
三崎 亜記
集英社
(2006年12月15日)
ファンタジー
失われた町
三崎 亜記
集英社
(2006年11月24日)
ファンタジー
鼓笛隊の襲来
三崎 亜記
光文社
(2008年03月20日)
ファンタジー
「となり町戦争」「失われた町」に続けて読んでみる。世界観は似てると言えば似てる。でも短編集(中編かな?)なのでなんだかあっけないんだよね。勿体ないような。
三色パンダは今日も不機嫌
葉村 亮介
武田ランダムハウスジャパン
(2008年03月20日)
ユーモア
著者は新人かしら? ある日突然、羽村君の家にパンダが押しかけて来る。今日からここで暮らすから、と。すごくいばっててワガママ。何故三色パンダかっていうと、オデコに茶色い毛が生えているからです。動物を擬人化して書いてあるんだなってのはすぐわかるけど、...
ハイパープラジア―脳内寄生者
望月 諒子
徳間書店
(2008年01月)
ホラー
そうか、「神の手」書いた人だったのか。これは、ホラーSFになるかな。ヒトの脳から脳へ渡り歩いていく何か。色んな人の記憶を積み上げて。避けようがなくてコワイです。
神の手 (集英社文庫)
望月 諒子
集英社
(2004年04月21日)
ミステリー
むかし女がいた (新潮文庫)
大庭 みな子
新潮社
(2008年02月)
文芸一般
「むかし女がいた」という書き出しで始まる28編の短編集。そうです、「むかし男ありけり」の現代版、女性版という訳です。女が描く女は、時に残酷で愚かで、でも切なく愛しい存在でもある。
しぐれ舟―時代小説招待席 (徳間文庫)
藤 水名子
徳間書店
(2008年01月05日)
時代劇
恋愛をテーマにした人情時代劇の短編集。時代設定に関係なく、しみるものはしみるよ。
インディゴの夜 (創元推理文庫)
加藤 実秋
東京創元社
(2008年03月11日)
ミステリー
ホスト、と言っても、いわゆるホストとちょっと違って、主人公の女性フリーライターが思いついて始めたちょっと変わったホストクラブ、HIP-HOP系ホストとでも言えばいいかしら。彼らがシロウト探偵になって事件を解決します。女性が書いたんだろうなぁというキャスト...
猫の橋口さん (中経の文庫 み 3-1)
水無月 さらら
中経出版
(2008年01月)
ハート・ウォーミング
母親が突然病死、父親は仕事にかまけて帰って来ない、ひとりぼっちで引きこもる少年に猫が話しかけて来る。自分は元家政婦の橋口だって。ちょっとあれだ、きょうの猫村さん連想した。心温まるお話です。
月踊り―影聞き浮世雲 (徳間文庫)
坂岡 真
徳間書店
(2008年03月07日)
時代劇
浮浪雲(ジョージ秋山の)の雲さんみたいな人なんだよね。つかみどころがない歌舞伎者、でもみんなに頼られ愛されて、みたいな。
TENGU (祥伝社文庫 し 8-4)
柴田 哲孝
祥伝社
(2008年03月12日)
ミステリー
26年前に真相が明らかにされないまま無かったことにされていた事件を、現在のDNA鑑定なんかを使って解明する。ただちょっとSFチック過ぎるのがなぁ。理論上あり得るのだろうか。
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