実は、この本に論稿を寄せてる、識者たちとは年齢も近く、社会的に置かれてるポジションも非常に近いのだがイマイチ共感が出来ない。勿論彼らの主張は正しい部分も多いし、世の中様々な分野で制度疲労起こしてるし、世知辛い部分も多い。
でも、彼らに今ひとつ共感できないのは、彼らは社会に文句をつけるばかりで、だれも体制側や、搾取する側に回ろうとしないのだ。彼らのいってる事は煎じ詰めればタコが自分の足を食ってるようなものである。人材派遣や車業界を否定するならそっち側に行って見て感想を抱いて始めて。五分な論争なり思想なりが抱けると思うけどいかがだろう。
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左巻き
- 感想投稿日 : 2009年2月9日
- 本棚登録日 : 2009年2月9日
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