活字なら何だって。»
活字中毒者でSF好きでファンタジィ好きで、しかし歴史物だって好きで、ミステリィだって結構好き。プラスしてクラシック音楽も。……という人間の本棚はこうなる。という見本。
レビュー by アキさん
ファンタジィではないような気もするけど、歴史物関連とするには内容がアレなので、こちらで。海外旅行途中、モスクワの空港でトランジットで7時間ほどアエロフロートを待ちながら読了。3巻の途中までは、ダークな千夜一夜という雰囲気、読者を引き込むストーリィテリングはさすがだけど、そんなに特筆するべきこともないかなー……と思っていたのだが、そのあたりからどーっと雪崩落ちるように展開――というより回天してゆくストーリィは見事。物語とは何か、いったい作中で語られるこの物語は何ものなのか――ラストの、思わず「あっ」とつぶやかせるような、あの突き抜けたような快感。物語の内容に対する読後感云々は別として、それは奇妙な爽快感と脱力感をもたらした。この本は元々ネタ本があって、本邦初の翻訳(意訳)なのである――とあとがきにはあるんだけど、これ、どこまでが本当なんだろう?(事実ともそこまで含めてフィクションとも、どちらとも取れるような気が……) 登録日 : 2006年09月07日 12:48:39


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