活字なら何だって。»
活字中毒者でSF好きでファンタジィ好きで、しかし歴史物だって好きで、ミステリィだって結構好き。プラスしてクラシック音楽も。……という人間の本棚はこうなる。という見本。
レビュー by アキさん
吸血鬼もの。世に数々の吸血鬼小説があり、結構な数を読んできたとは思うのだが、しかし私が白眉と思っているのがこれだ。知られてない本だよね。もったいない。始まりは一八五七年、セントルイス。ミシシッピ川を行き来する蒸気船を舞台に、幕は切って落とされる。主人公は美形でも何でもないジジィだし、出てくる吸血鬼は実はなさけなくて格好良くもないし……しかし、このストーリィテリングには、そんなことはどうだってよくなってしまう。実に見事だ。こんな小説が埋もれているなんて、犯罪に近いんじゃないかと思う。エピローグが良いんだこれが。実によい。こんな見事なエピローグを、私も書いてみたいもんだけどね。すごいよこれ。 登録日 : 2006年01月14日 00:08:59


コメント
まだコメントはありません。