活字中毒者でSF好きでファンタジィ好きで、しかし歴史物だって好きで、ミステリィだって結構好き。プラスしてクラシック音楽も。……という人間の本棚はこうなる。という見本。
平沢進、8枚目のソロアルバム。テーマは、首尾一貫して錬金術。ロタティオン、ルベド、ニグレドなど、言葉の使い方で世界を作る手法もますます磨きがかかっている。テクノの手法とワールドミュージック的な音としての声、歌としての発声、そしてSF的なテイストとファンタジィ的な観念、その全てが混ぜ合わされ、美しいマーブル模様を描いているかのよう。1st収録の「フローズン・ビーチ」の中で「科学と祈りのはざま」という言葉を使った氏だが、それをしみじみと思い出してしまうこのところのヒラサワ・ワールドである。 登録日 : 2006年06月21日 13:14:33
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