戦犯裁判に関して,問題視する側も擁護する側も,どうしてこう極端なんだろう.
この本は,裁く側を徹底的に「擁護」している.仮に,裁判側に問題があるようなことを書く場合においても「戦時中の蛮行を忘れてはいけない」等のコメントを多くの箇所につけ,読者の心証をコントロールしようとしている.
特にどちらの肩をもつわけではないが,上記のような書き方には良い印象がもてない.
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年2月19日
- 読了日 : 2014年2月17日
- 本棚登録日 : 2014年2月19日
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