自意識過剰

著者 :
  • 新潮社 (1994年7月1日発売)
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相手にどう思われているのか? 気になって仕方がない他人の視線との葛藤は、
アホらしくもあり深刻でもあり。自意識過剰を自認する著者がその正体に迫る。
という、負け犬の遠吠えがヒットするまえ、1994年の酒井順子さんのエッセイ。
あたしもかなりの自意識過剰で、過剰なあまり、異常に前に出ることを嫌がったり
人の目を変に意識してしまってしょうがない。
ので、共感したり、解決できる部分があるのかなと思って読んでみたけれど。
1994年で古い作品、というのも差しひいても…イマイチ。

筆者の独り言を聞いているようで、文章の構成もなってないし、
根拠もなければ解決策もなく、ただ「あたしこうなんですよ~」というのも書きつらねてるだけ。
エッセイはそんなもの、と言われればそうかもしれないけれど、
それにしてもレベルが低く、期待があった分、残念に感じてしまった。
期待しすぎはダメですな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 酒井順子
感想投稿日 : 2010年3月21日
読了日 : -
本棚登録日 : 2010年3月21日

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