母と別れた父が亡くなったとのしらせを聞いたなるみ。父が経営していた旅館を訪ねるが、そこにいたのは傷心も忘れてしまうほど個性的な従業員とお客で……どこか優しく温かい出逢いの旅館物語。
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個性的な宿と従業員が印象的なヒューマン小説。
主人公の傷心の具合がしみる内容だけれど
あまりにも宿が個性的すぎて、なんとも。
どうせ個性的なら、もっとエピソードも個性的な細かいものを盛りだくさんだと、破天荒で現実味なくなってよかったのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
加藤元
- 感想投稿日 : 2015年1月22日
- 読了日 : 2015年1月22日
- 本棚登録日 : 2015年1月22日
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