運命の甘美ないたずら (ハーレクイン・ロマンス 2458)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン (2010年1月20日発売)
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感想 : 4
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ヒーローとヒロインは愛人関係。
ヒロインはヒーローと知り合うより前に、彼の息子と母親に知り合ってるという設定。
彼の息子に招かれた時は「家族として紹介してもらえるんだわ!」とうきうきしてるんだけど、ヒーローはヒロインが来ると思ってないから混乱するのが面白い。

結婚しないなら別れを選択するのがヒロイン、欲しいものは諦めないけど結婚するなら自国の人と決めてるヒーロー。
(ハーレの)シチリア人だから、執念深くて傲慢なのがデフォだけど、ほんと都合が良すぎるぜと文句の一つも言いたくなります。


話が進展するのはヒーロー母乃お節介から。
すれ違いながらもお互いの愛を受け入れられて良かったよ。
ヒーローもちゃんと反省してるし、偉い!
ヒーローが「気持ちを言葉にするのが苦手だ」と言いながらたっくさん言葉にしてるのが面白い。これ以上話したら詩人レベル。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ハーレクイン
感想投稿日 : 2011年1月16日
読了日 : 2010年12月15日
本棚登録日 : 2011年1月15日

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