脳を「見える化」する思考ノート

著者 :
  • ビジネス社 (2008年8月28日発売)
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なにかいいアイデアを出そうと思っても
なかなか出るモノではありません。

本日ご紹介する本は、

思考するための方法を
提案している1冊。

書くことで、思考を「見える化」し、
より広く深く考えることができるようになる
と言うものです。


ポイントは
「時間を置く」

思考には限界があります。
限界を突破するためには
他の人の考えを聞くことがあります。

もうひとつ、時間を置いて考える
というものあります。

ノートに書き込んでから数日経って見返すと、
何か違う発想を思いついたりすることがあります。

一旦時間を置いて、改めて考えてみることで
より、広く深く考えることが可能になります。


「気になること」

気になっていることを、
ノートに全部書き出します。

書いたものは、いったん自分を離れるので、
客観的に内容を吟味できます。


「ツッコミワード」

書いたモノを以下のワードでツッコミます。

①「ほんとう?」

事実を確認します。
ウソや想像があるかもしれません。
まず、それはほんとうなのか、
事実を確認しましょう。

②「なぜ?」

その事実は”なぜ”そうなのか?
根拠を確認しましょう。


③「だから何?」

それは、ほんとうに自分にとって
重要なことなのか確認しましょう。

良く考えると、自分の目的には
全く関係のないことかもしれません。

目的に関係ないものは放っておきましょう。

ぜひ、読んでみてください。



◆本から得た気づき◆
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思考ノートはあくまでも「考えるためのツール」であり、情報整理の方法ではない
レオナルド・ダ・ヴィンチ=圧倒的な創造の背景には、膨大な量のノートがある
1つのテーマについて、頭と手を使って、具体的な行動項目に落とし込むことが大事
自分で気づく=「あなたにとっては、ほんとうはこれが最も重要なんですよ」といちいち教えてくれる人はいない
重要なキーワードのみを選んで書こうとするよりも、まず量をたくさん書き留めることから始める
自分が何をすべきか刷り込まれてこそ、全身の神経細胞がその目標の達成に向くようになる
自分の感情をノートに書いてみる=自分がいったい何に不安を感じているのか、なぜ落ち込んでいるのか
最大のライバルは自分の心=自分を制服したものだけが世界を征服できる
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◆目次◆
1章 思考ノートとは何か
2章 なぜ一冊のノートが人生を変えるのか
3章 思考ノートの基本ルールと使い方
4章 ブレイン・ワークアウト
5章 夢を実現する思考ノート実践編
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◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/c25fae45d1be88ed.png
 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕組み
感想投稿日 : 2012年9月27日
読了日 : 2012年9月27日
本棚登録日 : 2012年9月27日

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