Cerisier»
読んだ本から適当に。
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お江戸の役職紹介本。
役職が網羅されている分けではないのですが、時代劇にでそうな主要な役職は抑えてあります。
解説は非常に豊富で、どういう経緯で設立された役職なのか、どういう立場・職能の役職なのかはもちろんのこと、その役職や役職に就いた人物に纏わるエピソードなど、充実した内容です。
巻末にはそもそも、江戸幕府というのはどういう組織だったのかも解説されており、江戸幕府理解の手引きとしても充分の内容です。
2010年11月20日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年11月20日)
スティーブ・ジョブズの伝記。
ジョブズの生い立ちから、iPhone前くらいまでの軌跡をまとめてあります。
なかなか面白かったですが、ジョブズのエキセントリックな面を故意に誇張してあるというような印象があります。
ジョブズに関しては、プライベートな面も余さず描写していくなど詳細に描かれていますが、ジョブズとはいわば不可分であるAppleについては、表記のウェイトが少し薄い気がします。
反面、実に臨場感を感じる文章で、伝記でありながら小説を読んでいるような錯覚を覚えました。原著者の筆力もあるでしょうが、翻訳家の方の翻訳も、卓抜していて魅力があります。
しかし、この翻訳版のサブタイトルは実に秀逸。
2010年11月20日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年11月20日)
書名の通りの内容ですが、書名に比べれば、理屈の展開は分かりよい(感情的に富裕層を攻撃する、と言う内容では取り合えずない)です。
中には過激な提案もありますが、そういう見方もある、という参考になります(実現可能性は置いておいて)。
例えば相続税を100%にする、など。(これは著者以外にも提言している方がいますが)
各論では「なるほど」と思わせる箇所もあります。ただ、全体としてあっているかは私個人は少し懐疑的です。
というのは、基本的に価値基準がかつて日本が終身雇用を維持していた時代のもので書かれており、そもそも現代日本において実現をするのが無理であると思われる提案が幾つか見えるからです。
例えば、「小泉時代の製造業の派遣解禁は経営者側の一方的な理屈」というものがあります。これはこれで真実ですが、では製造業派遣を解禁しなかった場合どうなっていたか、といえば、おそらく失業率が高止まりしていたはずです。
日本では正社員を雇うと、基本的に解雇出来ませんので、長期的にコストが固定されます。不況時には社員を採用したくても採用できない労働環境です。じゃあ、不況を脱せば社員を採用するのかと言えばこれも難しい。業績に応じて人数を機動的に調整できないので、うかつに固定費を上げられないからです。日本の硬直した労働市場は企業側にも問題はありますが、現在の雇用法の環境下で、「正社員を増やせ」と言ってもそれはご無理というものです。
(私は派遣という労働形態自体は別に問題でもなんでもなく、労使共に納得していればそれはそれで一つの働く形態だと思ってます。問題は、正社員と同じ労働をしていても、取り分が違うという、労働分配率の差にあります)
ただ、納得できる論も沢山あります。
例えば、脱税は重大な犯罪である、メディアリテラシーを持たなければいけない、パチンコ店の税務調査をもっと厳密にしろ、日本的企業の価値感にも利点は沢山ある、など。
功罪相半ば、という感じですが、参考になる箇所は多い、と言う風に感じました。
2010年11月20日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年11月20日)
アイデアの出し方、知的創造に役に立つヒントを書名通りに、豊富に提供してくれます。
30年以上も前に発行された本の新装版であり、最近の発想法の本で述べられていることの多くが既に言及されているという驚きがあります。
基本的には「ヒント」であって、確立した方式論を提供している訳ではありません。
参考に出来る所は沢山ありますが、あくまでそれは、参考にして自分なりの方式を見出す為の素材に過ぎません。
様々な話題に飛びながら、知的創造について綴られている様は、講義を受けてるような感じを受けます。
知的創造について、非常に秀逸な例えがされています。
知的創造とは、新しい酒を醸造するようなもの。大学などで教えているのは殆どは既存の酒を材料にして酒を創る、カクテルのようなもので、それは加工であって創造ではない。
というものです。加工は加工なりの価値がありますが、それはそれで創造とはまた別の区別をされるものでしょう。非常に腑に落ちた話でした。
2010年11月20日 | コメント(0) | 読み終わった (2010年11月20日)
聖書のわかりやすい解説本……ですが、若干書名に偽りあり。
聖書、それ自体の解説というよりかは、聖書が成立した時代の歴史的背景などの解説本、という風に思ったほうがいいかもしれません。
(現に、解説の中に聖書に存在しない事項がある)
もっとも聖書それ自体が、ある意味歴史書とも言えるのですが。
図説が非常にわかりやすく、解説も非常に簡潔でいながら読みやすくする、興味を引く工夫がされています。
また、聖書解釈は宗派によっても違うらしいですが、奇抜な解釈や、それどころか基督教に傾倒するような記述もなく、純粋に読み物としても愉しめます。
2010年11月06日 | コメント(0) | 新書 | 読み終わった (2010年11月06日)
速読用トレーニング本。
目を鍛えるトレーニングが主。速読そのものの解説はあまりありません。
トレーニングそのものは結構良くできている感があって、実施が苦でないものが多いです。
反面、本の作りに若干の難があります。
たとえばカードをつくるページがあるのですが、カードのページには「切り離して使ってください」と書いてあります。
しかし、その裏のページには、元気よくほかのトレーニングが書かれています。当然切り離すと困る事になるわけです。
せっかくムックにしたのだから、シート類は折り込みにしておくとかにしておけば良かったんじゃないかな、と思います。
(価格的に難しかったのかもしれませんが)
2010年11月06日 | コメント(0) | 速読 | 読み終わった (2010年11月06日)
所謂自己啓発本。
読みやすいです。
見開き2ページに1つの項を立てるというレイアウトになってます。
短く読みやすくまとめてありますが、割と具体的な「すべきこと」が上げられています。
前巻もありますが、必ずしも前巻を読んでいる必要はありません。
「七つの習慣」とかを読もうとしたけど、読みづらくて放置している、とか言う人には非常におすすめです。
2010年11月06日 | コメント(0) | 自己啓発 | 読み終わった (2010年11月06日)
信長をテーマにして、著名な作家達が綴った信長像、を収録した本。
作家それぞれの信長感が出ていて、非常に興味深いですが、さりとてエッセイというわけではなくて、ちゃんと信長の軌跡沿って時代順に編集して並べてあります。
その意味で、信長というのはどういう人だったのか、と読み始める人から、他面的な見方をした信長像に触れて見たい、と言う人まで、幅広く読めます。
出来事の記述は基本抑えてあり、そこに各作家ならではの洞察が加えられており、大いに愉しめます。
(中には違う方向に突っ走ってるひともいますが。石原慎太郎とか)
2010年11月06日 | コメント(0) | 歴史 | 読み終わった (2010年11月06日)
ボイストレーニングの本。
ボイストレーニングというと、歌手などが行うもののイメージが在りますが、本書ではそうではなく極一般での「話す」能力を上げる、と言うのが主眼です。社会人向けです。
特筆すべきは、本の全編を著者が朗読したCDがついてくる、という点です。(ただし、音声データはMP3で入ってます)
トレーニング部も音声で入ってますので、かなりわかりやすいです。
また社会人を想定して書かれているため、かなり実際的な書き方がされている点もわかりやすい点です。
しかし、ボイストレーニングって最近は結構安いんだなぁ。
2010年11月06日 | コメント(0) | 技術書 | 読み終わった (2010年11月06日)
所謂小説のキャラクター作成論……論まで行かないですが。
良い点としては、実作のコンテンツを引き合いとしてキャラクターの類型が展開されるという点で、現物の作品に学びやすいという点。
また、それなりに視点が細かく、QA式の書き方になっているため、それなりに具体性がある、という点です。
ただ、個人的には悪い面が目につきます。
まず、一番困るのが、実質上対談形式になっていて論拠のブレが大きい、ということです。特に講師役が二人いますが異なる事を言っていることがあります。
これはHowTo本としてはまずい要素です。
そもそも、著者名でこの本を取った訳では無い人は、「対談」が読みたいわけではないでしょう。無用な対談を載せるくらいなら論拠を整理して載せるべきで、そこを(著者か編集者かは分からないですが)根本的に誤解してるように見えます。
(そもそも、対談形式で書くのに魅力的なパネリストなのかという疑問もありますが、とりあえずそれは置いておくとして)
また、実作を実例に出し過ぎる点も気になります。
例えば「これこれこのようなキャラクター作成の仕方がよい。その例はこれである」というのであれば参考としては優れています。理論が実践されている現物を見ることが出来るからです。
しかし、逆のパターンが多いです。つまり、
「こういう実作がある。この作品ではこれこれこのような失敗がある。なのでこのキャラクター作成の仕方をまねてはいけない」
というものです。これは、一見すると役に立ちそうですが、実際は殆ど役に立たない理屈です。
失敗に学ぶというのはよいことですが、失敗に学んでから正しい技術を学ぶなどというのは、技術の習得方法としては非効率で馬鹿げてます。初心者に失敗例を出しても役には立ちません。
順序として、まず「こういういいかんじのキャラクター作成の仕方があります」というのを示しておいて、参考情報程度に「失敗例」を上げるほうが指南書としては優れています。
実際、殆どの指南書はそのように書いてあるはずです。そちらのほうが効率がいいからです。
まあ、端的にいえば「各論を取り上げる前に書く事があるでしょ」という感じです。
技術書として書くのであれば、そのように構成すべきです。
文章を書いたり読んだりするのが好きな人達が対象読者なので、纏まっていなくても読んでしまうのでしょうが。
しかし、小説の指南書って、他の分野の指南書に比べて10年くらい時代が遅れている気がします。稀によく構成されているものもありますが……。
2010年11月06日 | コメント(0) | 技術書 | 読み終わった (2010年11月06日)
所謂夢解釈の為のシンボル辞典。
どういうものかというと、例えば、魚の夢を見た場合に、その夢にどういう意味があるのか、魚の夢にはどういう意味があるのかを調べる為の辞典です。
シンボル(上の例で言えば「魚」)の点数はそれなりです。
解釈内容は個人的には文化域で異なる点が多い、特に人間が生み出した抽象概念のシンボルはそうならないとおかしいので、日本人に当てはめたときに当たっているかどうかという点については解釈の際に考慮したほうがよいと思いますが、充実しています。
夢の解釈、そのものに対する記述もあり、非常に豊富(全ページの2割近くがさかれている)ので、単なる辞典としての機能だけでなく、一応読み物にもなります。
当たるも八卦当たらぬも八卦という感じ。
でも、インスピレーションを得る面では、夢は非常に手軽なので、とっかかりにいいのかもしれません。
2010年11月06日 | コメント(0) | 夢 | 読み終わった (2010年04月16日)
どんなものかと思って読み始めましたが、そこそこ面白かったです。
おおよそのストーリーは、太宰治「人間失格」に付合するような出来事、あるいは付合するように思わせる出来事が主人公の周辺に起き、その謎が明らかになっていく、と言うものです。
文学作品をモチーフにしてますが、その知識は無くても読めるようになっています。(まあ、レーベルがライトノベルのものなので、ある意味当然といえば当然ですが)
登場人物の内面、特に負の感情が強く描かれているところが特徴的だと思います。そのあたりが好悪が分かれそうです。
ただ、残念なところも感じました。
基本的に起きる出来事と謎が、主人公に余り関係がなく、依頼型のミッションに関わりながら謎にふれる、みたいな作りなんですが、シリーズ物になることが前提だからか、主人公がしたい事が、いまいちハッキリせず、「あれ? これで終わりなの?」と言うような、若干消化不良気味の印象を受ける当りです。(もっともすっきりとした読後ではない、というのは作品の雰囲気にあっているとは言えるのかもしれません)
しかし、これをファミ通文庫で出そうと決断した編集部は偉いと思います(笑)
2010年11月06日 | コメント(0) | ラノベ | 読み終わった (2010年04月06日)
速読の、眼のトレーニングに特化された本。
要点が絞ってあって、殆ど(9割くらい)の紙面がトレーニングに割かれていてドリルとして使用できます(むしろ、ドリルとしての価値がメイン)
やってみた感じ、結構効果はありそうですが、「三週間」のトレーニング後、どのくらい効果があるかは微妙な所です。
また、眼の訓練は載ってますが「読解」とはまた別の話なので、速読というよりも、速読の為の眼の訓練本と割り切ったほうが適切な印象です。
トレーニングも結構種類があって、パズル気分で出来るものが多く、そこそこ愉しめます。
個人的な難点は、トレーニングで取り上げられている文書の題材が、結構著名なものが多くて、「読まなくても分かってしまう」ものが多かったことでしょうか。
2010年10月20日 | コメント(0) | 速読 | 読み終わった (2010年03月03日)






