暴虐非道な領主の無理難題に応えるため、悪魔と取引をした村の話。説話的、教訓的な小説で、キリスト教信者としてより良く生きるものが賛美される。より良いキリスト教信者でも、等しく暴政にからめとられ、悪魔の魔手につけ狙われるところが近現代的で、結局のところ勝者はだれもいない過酷な現実を突きつける。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
欧州・加州文学
- 感想投稿日 : 2015年11月22日
- 読了日 : 2015年11月22日
- 本棚登録日 : 2015年11月19日
みんなの感想をみる