★4.5。警戒心の強い猫のような受を巡った目に見えない三角関係。
受視点ながらも、二人の好意と変化していく距離感が滲み出ていて、ニヤニヤするやら切ないやら。
攻である高東は割と冒頭から好意が見えますが、栗田は受と攻二人にとって本当にいい友人という立場。しかし攻と受の距離が近付くにつれ、栗田の言動から受への独占欲と攻への嫉妬が見え隠れ。
親友BLや三角関係好きにはたまらない展開でした。
しかしとにかく栗田がいい奴過ぎて、死が辛い…。
故人という前提があるからこそ切なさやノスタルジーが漂って物語が締まってるんですが…。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
:杉原理生
- 感想投稿日 : 2012年9月24日
- 読了日 : 2012年9月24日
- 本棚登録日 : 2012年9月24日
みんなの感想をみる