光さす道の途中で (幻冬舎ルチル文庫 す 2-6)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス (2009年3月17日発売)
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本棚登録 : 207
感想 : 17
4

★4.5。警戒心の強い猫のような受を巡った目に見えない三角関係。
受視点ながらも、二人の好意と変化していく距離感が滲み出ていて、ニヤニヤするやら切ないやら。
攻である高東は割と冒頭から好意が見えますが、栗田は受と攻二人にとって本当にいい友人という立場。しかし攻と受の距離が近付くにつれ、栗田の言動から受への独占欲と攻への嫉妬が見え隠れ。
親友BLや三角関係好きにはたまらない展開でした。
しかしとにかく栗田がいい奴過ぎて、死が辛い…。
故人という前提があるからこそ切なさやノスタルジーが漂って物語が締まってるんですが…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:  :杉原理生
感想投稿日 : 2012年9月24日
読了日 : 2012年9月24日
本棚登録日 : 2012年9月24日

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