レビュー by 夕菜さん
(内容紹介より)
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。
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ちょっと前に流行った本ですが、中古で手に入ったので漸く^^内容は…新人さんが書いてるとは思えない程引き込まれる話ではあったのですが、後味の悪さと、人間の悪意とか身勝手さが前面に押し出されすぎていて、私的にはそんなに好きじゃなかったかも。
全ての章が別の人の視点で、どれも人間の暗い部分を描ききってるから、正直、怖いくらいに共感出来る。この人だけはまとも!って思ってた人の嘘が他の人の語りによって、ぼろぼろ崩れるとことか…怖い。これが「本屋大賞」か…。うーん。夢と希望がなさすぎる上に、親のことを信用できなくなりそう。
とにかく、先を読ませる能力は凄い。最後のページとか、捲るのどきどきした。
レビュー登録日 : 2012年02月10日
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