表現力というか言葉の選び方が個性的だと感じた一冊。石川九楊さんは初めて読んでみた。
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書は芸術である。絵画ではない。
正確には書は書である。
既存の分野で考えるならば、書は文学である。
裏側から見た文学である。
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うぬ。ここだけ読むとちょっと意味がわからない。
・筆蝕と呼ぶ力と感覚の芸術、
・プロセスに重きを置く表現である
というのは納得できた。
「書の楽しさは筆蝕上の快感」
そうそう。書いた作品云々を語るより、書いてるその時間が楽しいんだよね。
快感。
今度、書の面白さって聞かれたら、
筆蝕上の快感!ってさらっと答えてみよう、っと。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年7月26日
- 読了日 : 2014年7月26日
- 本棚登録日 : 2014年7月26日
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