書く-言葉・文字・書 (中公新書 2020)

著者 :
  • 中央公論新社 (2009年9月1日発売)
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本棚登録 : 86
感想 : 13

表現力というか言葉の選び方が個性的だと感じた一冊。石川九楊さんは初めて読んでみた。

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書は芸術である。絵画ではない。
正確には書は書である。
既存の分野で考えるならば、書は文学である。
裏側から見た文学である。
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うぬ。ここだけ読むとちょっと意味がわからない。

・筆蝕と呼ぶ力と感覚の芸術、
・プロセスに重きを置く表現である
というのは納得できた。

「書の楽しさは筆蝕上の快感」

そうそう。書いた作品云々を語るより、書いてるその時間が楽しいんだよね。

快感。

今度、書の面白さって聞かれたら、
筆蝕上の快感!ってさらっと答えてみよう、っと。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年7月26日
読了日 : 2014年7月26日
本棚登録日 : 2014年7月26日

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