金沢加賀殺意の旅 (角川文庫 に 4-67)

著者 :
  • KADOKAWA (2004年4月1日発売)
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本棚登録 : 42
感想 : 4
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「古都加賀」と表現するのは西村氏のこだわりだろう。
もう少し加賀の有名どころが登場してもよかった。

ただ、ストーリー自体は犯人だろうが犯人だと断定できない女将をめぐってどんなことがあるのかを探っていくと答えにぶつかってきた、というストーリー。
そこにうまく政治がからんでくる西村作品はあなどれない。

最後の手紙は、もう少し犯人の十津川への思い入れがかかれているとよかったが、それは幻だろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: A小説(西村京太郎)
感想投稿日 : 2012年3月19日
読了日 : 2011年6月28日
本棚登録日 : 2012年3月19日

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