猿が啼くとき人が死ぬ (新潮文庫 に 5-11)

著者 :
  • 新潮社 (1998年5月1日発売)
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本棚登録 : 43
感想 : 4
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◎謎の猿の啼き声が事件のカギ。
出勤していなかった広川の様子を見に行くと、中村という女と一緒に死んでいた。しかも死んだ時刻に猿の啼き声がしたのだという。
広川が死ぬ前に、日光に行ったことを突き止めた十津川は、日光で五年前にビジネス機が墜落し、死亡した事故があったことがわかる。
航空会社を訪ね当時の関係者に話を聞き、十津川と亀井が真犯人に迫り、追い詰める!

企業の中での勢力争いの末の事件。想像たくましい十津川の推理が冴える一作です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(西村京太郎)
感想投稿日 : 2016年1月17日
読了日 : 2015年2月9日
本棚登録日 : 2016年1月17日

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