思春期を迎えた男女の双子が、9.11を乗り越え、成長していく話。と書くと、よくあるっぽい話だけど、ディティールと表現がすごくしっかりしてるので、すぽっと受け入れられた。何よりも、美しい言葉がたくさんあった。
「こんなに苦しい恋をしたことがないと泣くことは、こんなに素晴らしい恋をしたことがないと感激するのと変わらない」
「好きな人は、側になんかいなくたって、いつだって抱きしめられるのよ」
「年なんか関係ない。好きになった男の人は、いつだって自分より可愛い子供なんだ。きっと」
「約束は未来のためではなく、今この瞬間を幸せにするためにある」
などなど。甘酸っぱいなあ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年7月17日
- 読了日 : 2012年7月17日
- 本棚登録日 : 2012年7月17日
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