エログロはショッキングならいいってもんじゃない。ウィトキンの作品は、衝撃的な図像の向こう側に美しさが垣間見える。写真でありながら絵画的。被写体が現実に存在するという写真ならではのリアリティと、彼の手によって丁寧に歪め(或いは整え)られた世界が調和して、単なるポルノやお耽美系に留まっていないのが素晴らしいと思う。
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カテゴリ:
写真
- 感想投稿日 : 2012年5月26日
- 本棚登録日 : 2012年5月26日
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