こういう女、ほんといるね!それで自業自得だよね!っていう。
でもそういう女の実際ってこんな若い男の子と出会えたりなんかしないから現実見ようね!っていう。
いやーこの胸くそ悪くなるような女たちの反面教師っぷりが面白いんだろうけど、正直耐えられない。たまに下りてくるご都合主義かさらに耐えられない。
でもあとがきの「東京オリンピック」のくだりはほんとに超うなずきました。
いままでぼんやりとしていた五年後とか十年後とか、そういう漠然としたビジョンが、一気にクリアになったから。いままでオリンピックを何回も経験してきて、家族で見ていたりひとりで見ていたり友達と見ていたりしていたそのイベントを、二〇二〇年にいったい誰と見るのか。想像しやすすぎて。
そしてまた実際のところ、オリンピックが東京になったと決まったとたん、
「東京オリンピックまでに子どもが欲しいよねえ」
とか、えええ今からか!タイトなスケジューリングだな!みたいなことを大学の同期の子たちも突然云いだし始めたりもして。
そうなんですよねえ。
二〇二〇年に誰と見ているかなんですよねえ。
とか、そこは激しく同意しました。
分かる。
でももう二巻目はいいかも。お腹いっぱいです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
読んだ本(まんが)
- 感想投稿日 : 2017年4月1日
- 読了日 : 2017年1月15日
- 本棚登録日 : 2017年1月15日
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