1934年の地図

著者 :
  • 実業之日本社 (2017年6月16日発売)
3.33
  • (1)
  • (18)
  • (18)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 101
感想 : 17

太平洋戦争の前に大リーグが来日。ハーバード大に通いながら、プロ野球選手のディックと通訳の元東大野球部の研究生、京極が仲良くなる。来日したプロ野球選手で日本語の話せるディックとバーガーはスパイだった。横須賀の軍需施設の調査を命令されてた。
26年後、ボストンに学会で初渡米。ニューヨークで日系人のFBI関連組織で働く男を訪ね、ディックがスパイだったのを聞くが教えてくれない。
ディックと相思相愛になった女性は死んでいた
自分が軍に報告した、軍事施設への路線。
米軍機が民間人の乗る電車を撃った、彼女はそこにいた
東大と明治の大学野球を観戦しながら、二人は話す
私のせいで彼女は死んだ
そんなことはない
ディックに、日本滞在延長をすすめる

京極が、元情報部の人間を訪ねるのは監視されていた
ディックの上司ハワード、病で寿命わずか、を訪ねると教えてくれた。京極が息子の土産に野球グラブを探しているのを知っていて高級品をわたされた

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: スポーツ
感想投稿日 : 2017年8月2日
読了日 : 2017年8月3日
本棚登録日 : 2017年7月26日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする