「残業しない技術」等でも有名な、外資系企業日本支社の元人事部長の著書である。タイトルは「出世しない・・・」であるが、著者は「出世を目指す、目指さない」はあくまでも、本人が決めるべき問題としている。出世したい人も、同書から有益な示唆を得ることができるだろう。具体的には、サラリーマンであれば誰もが考えるであろう以下の問題に対するヒントがてんこ盛りである。(1)年功序列型人事システムと実力主義人事システムのproとcon、(2)会社・仕事は自己実現の場なのか、それとも今日明日のパンのためのものなのか、(3)管理職としての立ち振る舞い方、(4)「出世」は本当に良いもので、目指すべきものなのか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学
- 感想投稿日 : 2010年12月17日
- 読了日 : 2010年12月16日
- 本棚登録日 : 2010年12月17日
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