シチリア王フェデリーゴの伝記。神聖ローマ帝国皇帝としてはフリードリヒ2世と言う事になる。著者は専門の歴史研究者ではなく、技術畑の人の様だが1次史料まで詳しく調べてあるようで参考になる。勿論、新説であるとか研究動向の評価であるとかを求めてはいけない。視野が広すぎて凡人には理解されなかった皇帝の、ある意味悲劇的な人生に涙する。
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カテゴリ:
世界史
- 感想投稿日 : 2010年10月7日
- 読了日 : 2010年10月7日
- 本棚登録日 : 2010年10月7日
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