すでにテレビドラマで見ていた物語だったので、あまり新鮮みはないですが、やはりおもしろい。
主人公の勧善懲悪がどこまで通用するのか、続編も読みたいと思います。
物語の最後のほうで、日本の製造業の未来の話が出てきます。この本は2004年に発行されていますので、10以上前から言われて来ていたグローバル化が(日本の製造業の受注がアジア圏に流れる)今まさに現実となっています。
バブル期までは安泰と言われていた銀行ですら、潰れています。
ひるがえって、読んでいる最中、自分のことをふと考える。
万物は流転する。物事に止まっていることはなく、常に変わって行く。大きな流れに逆らう事はできないこともあるけれど、じっくりと先を見据えながらやっていこうと考えたりしました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年6月20日
- 読了日 : 2015年6月20日
- 本棚登録日 : 2015年6月20日
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