後半。もうみんな裏切って展開はハチャメチャ。でも謎解きと共に語られるキリスト教黒歴史みたいのは面白い。そもそも自分には神信仰がなかったのでマリアが処女で妊娠とか、磔で死んだキリストが復活したとか、アダム、イブ、ノア、モーセ、あちらの方々は本当にどこまで信じてるの?って疑問はあった。動物の進化論とか医学などを無視した非科学的な神話は古事記もそうだけど超奇跡的な物語であって、そこに教訓や知恵はあっても少なからず創作も含まれて然るべき、というのが常識的な判断でなかろうか。と思ってたから、ここを掘り下げで研究して利害利権がらみで解説されると腑に落ちてしまう。つまり作中の陰謀やら黒歴史やらは史実に違いない。と。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
mystery
- 感想投稿日 : 2015年7月20日
- 読了日 : 2015年7月7日
- 本棚登録日 : 2015年7月6日
みんなの感想をみる