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  <title>読まず嫌いの本棚</title> 
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  <description>ミステリ中心の偏読家です。</description> 
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<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4062737949"> 
  <title>夜より暗き闇（下） (講談社文庫)</title> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61GY5RT7WEL._SL160_.jpg" /><p>ハリー・ボッシュとテリー・マッケイレブ、さらにはジャック・マカヴォイの三人が共演するというファンには贅沢な作品。

これまでのシリーズにはなかった法廷シーンなどで緊張感を盛り上げてあり、さくさくと面白く読めたのだが、全体的にばたばたしてまとまりに欠ける。ボッリュとマッケイレブのふたりを主役にし、全く別の事件を展開させるのはさすがに混乱する。ヒエロニムスの絵画をモチーフにしてるのも、その後の展開に都合よく利用されたようで効果的とは思えない。

とまあ、細かい点が目立ってしまうのも、このシリーズが常にハイレベルをキープしてるからこそなのだが。一番の収穫はヒエロニムスの作品に興味を持ったことかな。</p>]]>
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  <dc:date>2012-02-12T18:37:05+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>海外ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
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<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4062737930"> 
  <title>夜より暗き闇（上） (講談社文庫)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4062737930</link> 
  <description>
<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51T8G5CS9VL._SL160_.jpg" /><p>レビューは下巻にて。</p>]]>
  </description> 
  <dc:date>2012-02-12T18:37:02+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>海外ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
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<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4087467848"> 
  <title>歪笑小説 (集英社文庫)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4087467848</link> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51jjrydFLSL._SL160_.jpg" /><p>作家、編集者、出版業界、それぞれの野望と事情を含んだせめぎ合いの連作短編集。ばかばかしくもあり、時にはためになり、意外と心に響いたりと、作者の引き出しの多さを堪能しつつ、彼らの苦悩ぶりが可笑しく面白かった。 

バラバラに展開しているように見え、各話がうすーく繋がっており、“巻末広告”で落としてあるのが巧いようなくだらないような…。（『殺意の蛸足配線』はいつ見ても笑える。）続編があるのかどうか定かではないが、熱海圭介の今後が気になるところではある。</p>]]>
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  <dc:date>2012-02-10T20:09:09+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>お気に入り作家</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
</item> 
<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4594050972"> 
  <title>エンジェルズ・フライト〈下〉 (扶桑社ミステリー)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4594050972</link> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CZCX7TTWL._SL160_.jpg" /><p>ラストまで途切れることのない緊迫した空気感が心地よい。構成の巧みな作家だとは思っていたけれど、本作品を読んでますますその印象が強くなった。

中間管理職としてのボッシュは違和感があるが、その立場を上手く利用したボッシュの苦悩がよく伝わってくる。警察内部の問題については何度も取り上げているシリーズだが、今回は人権と冤罪という微妙なテーマが絡んでいるため、より奥の深いストーリーとなっている。だが、そういうヘビーな背景があるにも関わらず、メインは殺人事件であるというブレのないスタンスが頼もしい。

起承転結の“転”が、想像以上の転調だったので少し堪えた。決着のつけ方も意外ではあったが、それまでの展開と布石を考えると何となく納得してしまい、結局はそれが正解なのだと強く信じてしまうから不思議だ。ちなみに、本作品が翻訳された時点でコナリーはシリーズを12作までと決めていたそうだが、昨年13作目が翻訳されている。</p>]]>
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  <dc:date>2012-02-05T19:41:35+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>海外ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
</item> 
<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4594050964"> 
  <title>エンジェルズ・フライト〈上〉 (扶桑社ミステリー)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4594050964</link> 
  <description>
<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51KPBVB5AJL._SL160_.jpg" /><p>レビューは下巻にて。</p>]]>
  </description> 
  <dc:date>2012-02-05T19:41:32+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>海外ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
</item> 
<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4061827383"> 
  <title>奇面館の殺人 (講談社ノベルス)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4061827383</link> 
  <description>
<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51r90uRyZ7L._SL160_.jpg" /><p>館シリーズ九作目。期待外れだった前二作と比べると、格段に面白かった。

相変わらずのスローペース。館の説明、仮面を被ることについての必要性、パズルのピースである胡散臭い登場人物についての描写が延々続く。心配してた大風呂敷やホラー色といったキナ臭さがしないので、とりあえず安心して読める序盤。

作者も述べていたが、全体がコンパクトにまとまっている。でも私はその方が、余計なサイドストーリーに邪魔されることもなく、純粋にフーダニットを楽しめて結果的に良かった。推理のポイントを挙げ、ひとつずつクリアしていくことで真犯人に辿り着くというプロセスは本格の常套手段。このシンプルな展開をここ数年経験してなかったので、本格の初心に戻った気がして懐かしかった。ラストの落とし方もこのシリーズらしい。細かな伏線が回収され、解決への一本道になっていく様は、本格が逆算の図式であるかを再認識させてくれる。

“吹雪の山荘”という現実性のなさや多少の強引な展開、薄味の探偵役やキャラの見えない人物描写など残念な点も多々ある。読後の印象では星みっつなのだが、本格という観点から見直してみると、ポイントの押さえ方がお手本のようで抜かりがない。もちろん、全盛期と比べると衰えてはいるものの、煮え湯を飲まされ続けた国内本格ジャンルの中ではその完成度たるや、やはりハイレベル。謎解きのみに絞って、少しのアイデアと基本的構成をキープすれば、まだまだ本格は面白く書ける──そんな期待をも抱かせてくれる作品のような気がした。</p>]]>
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  <dc:date>2012-01-29T11:49:36+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>本格ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
</item> 
<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4150018545"> 
  <title>解錠師〔ハヤカワ・ミステリ1854〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4150018545</link> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/412Zhm%2BE3QL._SL160_.jpg" /><p>面白かった。ストーリーテリングに秀でているというわけでもないのだが、気がつくと読み終えていたという感じ。口のきけない少年、トラウマ、錠、犯罪者集団、恋──ありがちな要素が完璧な割合でブレンドされているので、ただのよくあるミステリでは決してない。 

言葉を失った主人公の一人称が読み手に与える印象は大きい。そこを最大限利用して、読者の共感を誘う作者の手腕が巧い。話せないハンデなどどこ吹く風、作中のストーリーは多くの動きや会話に支えられ、少年の語りと併せて、静と動の対比が作品にメリハリを与えている。 

解錠師としてのテクニックや緊張感を描くシーンも面白いが、もうひとつのストーリーである少年と少女の恋物語に惹きつけられた。言葉の代わりに得意の絵で会話するシーンは素晴らしく、少年のトラウマの真相と共に、このふたりの行く末の吸引力は半端ない。

ラストのやりとりはやられた。脳裏に焼きつくイラストと、少年の決意が余韻となって長く残る。施錠されているのは金庫だけではない。頑なな少年の心もロックされたまま。ダブル・ミーニングなタイトルの意味と、地味に計算された構成の妙に感服する秀作。</p>]]>
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  <dc:date>2012-01-20T20:06:24+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>海外ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
</item> 
<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4102179437"> 
  <title>シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4102179437</link> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51TzwDKC9aL._SL160_.jpg" /><p>国を追われた犯罪者が、異国の地で血と汗にまみれながら、己のアイデンティティーを見出そうとする壮大なドラマ。三巻通して原色の世界が拡がっている。オブラートに包んだ装飾は一切なし。ストレートに直視して描かれるヴィヴィッドなドラマのなんと鮮やかなことか。 

インドという国の善し悪しを評価するのではなく、見たままを読み手に伝えようとする作者の粘りの筆致が印象的。ひとつの着眼点に対して複数の表現方法を積み重ね、物事の残酷さを、人の心の複雑さを読者に植え付けていくパターンにハマり、一気に奥へと引き込まれた。 

登場人物は、国籍・人種を問わずとにかく多い。造形はわかりやすく、好き嫌いに関わらずそれぞれ魅力的。また、カーデル・ハーンの“哲学”やカーラの“分析眼”など、目の覚めるような的確な描写で綴っていくシーンも読みドコロのひとつ。 

ただ、自伝的小説でなければ途中で退屈していただろう。小説としての起承転結が弱く、ボンベイで体験したエピソードの重ねづけに食傷することもしばしば。これが実際に起こったことなんだと思えば、オチのないエピソードも興味深く読めるというもの。

上巻は“滞在記”、中間は“逃亡記”、そして下巻になって“小説”としての面白さを実感できたような気がする。 長い物語を通して浮かび上がってきたのは、宿命、絆──そして、前へ進むには信じること。シンプルで力強いメッセージが心に響く秀作。</p>]]>
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  <dc:date>2012-01-14T17:06:57+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>海外ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
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<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4102179429"> 
  <title>シャンタラム〈中〉 (新潮文庫)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4102179429</link> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CWupxE%2B2L._SL160_.jpg" /><p>レビューは下巻にて。</p>]]>
  </description> 
  <dc:date>2012-01-14T17:06:55+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>海外ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
</item> 
<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4102179410"> 
  <title>シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4102179410</link> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/514bp65XW7L._SL160_.jpg" /><p>レビューは下巻にて。</p>]]>
  </description> 
  <dc:date>2012-01-14T17:06:52+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>海外ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
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<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4062166208"> 
  <title>キングを探せ (特別書き下ろし)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4062166208</link> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51UHF9mJyeL._SL160_.jpg" /><p>４重の交換殺人。倒叙形式で始まるストーリーが、いつの間にか安楽椅子探偵へと繋がっていく展開はお見事。

このシリーズは、法月親子はもちろん、脇役にいたるまで誰一人としてキャラに特徴があるとは思えないのだが、そんな淡白な設定が本作品では吉と出ている。無駄を削ぎ落とし、推理のプロセスのみで勝負してくるガチガチの本格はやはり読んでて楽しいし、吸引力も絶大。

複雑な事件を完成させた、トランプタワーのような緻密なプロットには素直に脱帽する。どれかひとつでもバランスを崩すと全体が崩壊するような荒業によく挑戦できたものだ。

何か仕掛けているとは思いつつも、展開が早くストーリーも面白かったので、気がつくと導火線に点火されていたような感じ。爆発の威力はそんなに大きいとは思わないが、スマートでストレートでハイレベル。読者に先読みさせながら実は先回りしている展開だが、手掛かりは撒いてあるので注意して読んでほしい。

五つ星でも良かったのだが、綸太郎の推理に都合のよさを感じたのでこの評価にさせてもらった。ただ心の中では喝采をあげている。こういう本格が読みたいのは私だけではないはず。今年はその可能性に期待して本格に注目してみよう。</p>]]>
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  <dc:date>2012-01-04T13:07:03+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>本格ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
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<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4152092270"> 
  <title>開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ・ミステリワールド)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4152092270</link> 
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<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ZYuZnjy5L._SL160_.jpg" /><p>継続して読めなかったので、途中からストーリーに入り込めず、若干退屈してしまった。

18世紀ロンドンの雰囲気や社会背景など、骨格はよくできている。中心となる解剖チームも興味深かったが、人物の多さの割りに描写が似たり寄ったりなので、誰が誰が少し混乱した。

混乱するのは推理のプロットも同じで、ありきたりな展開で引っ張るのが逆に違和感で、絶えずふわふわした居心地の悪い感覚に支配されていたように思う。がっつり本格だと思わない方が楽かもしれない。

全体的にもう少し整理されてればもっと面白く読めただろうと思う。ただ、少年のロンドンでのくだりは吸引力が強く、先が気になって仕方なかった。この作者は初めてだが、合う部分とそうでない部分があるみたい。</p>]]>
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  <dc:date>2011-12-24T19:43:47+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>本格ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
</item> 
<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4087606341"> 
  <title>パンチョ・ビリャの罠 (集英社文庫)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4087606341</link> 
  <description>
<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41aM7zTM8IL._SL160_.jpg" /><p>作中で映画を一本撮ったような印象。映像的には容易にイメージできるが、小説としての内容は極めて薄い。 

英雄の首、ハリウッド、逃走劇──書こうとしてる内容に文章が追いついていないので、まとまりに欠け、ごちゃごちゃしてるだけで大して面白くない。会話や新聞記事で読み手に説明しようとしてる部分が多々あり、小説家としてのスタンスに疑問を感じた。 

キャラクターは活き活きと描かれていたが、一介の作家がプロ相手に平気で大立ち回りしたりと、よくよく考えればご都合主義。ビリャの首という珍味をネタに、中年男をヒーローに仕立てたかっただけなんじゃないかと勘繰ってしまう。つまりは、合わなかったということなんでしょう。B級バイオレンスは好きだが、読後はバカミスだったと失望させられた。</p>]]>
  </description> 
  <dc:date>2011-12-15T20:56:21+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>海外ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
</item> 
<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4334749461"> 
  <title>アリバイ崩し―ベストミステリー短編集 (光文社文庫)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4334749461</link> 
  <description>
<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/518yKI%2BXiDL._SL160_.jpg" /><p>ノンシリーズの短編集。もっさりしたタイトルが多いのだが、中身は相変わらず容赦ない。

密室同様、アリバイのバリエーションも多くはない。そこを全編違った味付けで勝負してくるのは、逆算プロットの美学か、それとも緻密なトリックのなせる業か。

アリバイを組み立てた犯人と、それを崩していく探偵役ふたつの視点が、地味ながらてきぱきと描かれ、短いページ数の中に極上の本格空間が広がっている。やはり完成度と安定感では群を抜くなあ。時代を感じさせる表現が多少気になるが、それはそれで雰囲気は出ている。

『夜の疑惑』のラストは好き。ちゃんと三段オチになってるのが巧くてニヤリとさせられる。</p>]]>
  </description> 
  <dc:date>2011-12-03T20:14:12+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>お気に入り作家</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
</item> 
<item rdf:about="http://booklog.jp/users/garbo/archives/4167705966"> 
  <title>ブラッド・ブラザー (文春文庫)</title> 
  <link>http://booklog.jp/users/garbo/archives/4167705966</link> 
  <description>
<![CDATA[
<img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41%2BLPN8wYwL._SL160_.jpg" /><p>サイコと本格という組み合わせは、配合を間違うと実に中途半端な着地に終わるのだか、このシリーズにそんな危惧は野暮というものだろう。本格ファンもサイコ好きも楽しめ、なおかつこのコラボの醍醐味を充分味わえる展開となっている。

中盤、疾走感がややスローダウンしたかと思っても一休みするなかれ。水面下で周到に伏線が張られているので、余力を残しておかないと、怒涛の後半でへろへろになる恐れあり。

節目節目の展開がやや強引だったのと、サイコパスのキャラがステレオタイプだったことはちょっと引っ掛かったが、意味深なタイトルも含めて、トータルの完成度は非常に高い。中毒性があり、確実に成長している魅力的なシリーズである。</p>]]>
  </description> 
  <dc:date>2011-11-28T20:40:39+09:00</dc:date> 
  <dc:subject>海外ミステリ</dc:subject> 
  <dc:creator>garbo</dc:creator> 
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