この本は、誰でも「望む人生を選択できる」ことをテーマにしています。
多くの人がそれができないのは、「大好きなことに関して、みんな誤解している」のが大きな原因のひとつです。
その誤解とは、お金がなければ好きなことができない、才能がなければ好きなことができない、大好きなことだけやっていたのでは生活できない、そういうことができるのは特別な人だけだ、自分には無理だ、などなど。
本田健さん自身も人生自体を諦めかけた時期を経験し、それから何年もかけて自分と向き合い、今では大好きなことをして楽しく充実した人生を送ることができるようになったといいます。
私がこの本のスタンスの好きなところは「人生にはいろいろな生き方があります。嫌いなことをやって生きてもいいし、大好きなことを中心にしてもいいのです」というところです。
そうなんですよね。
嫌いなことを苦労して生きていくことが生きがいなんだ、という人がいても良いわけで、それはそれでひとつの人生だと思います。
でも、もし自分が望む人生があって、それが誤解や思い込みによって大好きなことをして生きていないとしたら、もったいないことだと思います。
この本では、「大好きなことして生きる人生と、そうでない人生との違い」「なぜ大好きなことをやると、人生が劇的によくなるのか」「大好きなことの見つけかた」そして実際に「大好きなことを見つけたときに、その移行期をどう乗り切るか」など、実際の著者の経験を踏まえながら具体的なアドバイスが書かれています。
http://ameblo.jp/livingthelifeyoulove/entry-12038268796.html
- 感想投稿日 : 2015年6月15日
- 本棚登録日 : 2015年6月13日
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