高原のフーダニット

著者 :
  • 徳間書店 (2012年3月16日発売)
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本棚登録 : 952
感想 : 143
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作家アリスシリーズ。
オノコロ…淡路島周辺の事件。アリスの発想力に注目。この

夢十路…登場人物オンパレードのショートショート10編。ミステリでなく短編。

高原のフーダニット…昔火村准教授が冤罪を晴らしたことのある双子の兄弟が殺された。前日に兄から殺人を犯したと相談の電話があった准教授は驚く。現場の街には事件当日やって来たよそ者はいない。別宅としてちょくちょくやって来ていた被害者達は特に住人と親しくしていた訳ではなさそうだが…
アリバイと兄への脅迫タイミングなど、ロジカルなところはさすが。自分はアリスと同視点なので、説明タイムになるほどーと言うばかり。

深い怨恨や人間関係のいざこざがないから、このシリーズは疲れてる時の息抜きに最適。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2014年9月7日
読了日 : 2014年9月7日
本棚登録日 : 2014年9月7日

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