砂の女 (新潮文庫)についてのgeneplusさんのレビュー
本
/ 新潮社
/ 276ページ
/ 2003年03月発売
レビュー by geneplusさん
小説
読み終わった
読了日 : 2012年01月29日
登録日: 2012年01月29日
2012-01-29T02:03:35+09:00
あまりミステリーのような作品は好きではないのだが、この本はなかなか面白く読み終えることが出来た。
砂に囲まれた家に閉じ込められた主人公と女。イメージはアリジゴクである。主人公の心情の変化は、徐々に狂気に満ちたものへとなっていく。
主人公の人生が砂に飲み込まれていく様と、小説を読んでいる自分の心が侵食されていく緊迫感が絶妙に絡まって、最後まで息の詰まるような痺れを感じる小説であった。
レビュー登録日 : 2012年01月30日
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