おいしく健康をつくる あたらしい栄養学

  • 高橋書店 (2010年12月2日発売)
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本棚登録 : 242
感想 : 14
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 日々消費する食材。
 血や肉になって、私たちの生命を維持してくれる食材。

 食材にはそれぞれ栄養が含まれているからこそ、私たちの心身を養ってくれるわけですが、日々の生活のことですから、もう少し敬意を表し、知識も身につけておきたいところです。
 本書は、食材に含まれる栄養を、総論と各論の両方からバランスよく紹介する一冊。総論には、食糧自給率、残留農薬、食品添加物など、消費者として知っておきたいお話しも豊富に載っています。こういった基礎知識の後は、各食材の効用などが紹介され、さらには身体の症状に合わせた食材選び、そしてビタミンなどの各栄養素の基本的な働の紹介が掲載されています。

 写真もきれいで、開くのが楽しい一冊。各家庭に一冊あってもいいかなというくらいに、おすすめと思います。

『東洋医学・鍼灸を学ぼう!』内の書評はこちらから
http://hariq-study.genpoudou.com/food/books_food19.html

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 食事・食品・食材
感想投稿日 : 2014年7月6日
本棚登録日 : 2014年7月6日

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