美術史とその言説

著者 :
  • 水声社 (2002年11月1日発売)
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感想 : 1
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美術は美術のみで成り立っているわけではない。それをめぐって織り成され、交錯する言説の数々によってもまた成立しているのだ。というのが、本書の大前提にあるとは思う。
ただし、読んだのもずいぶん前のことになるので、再読し、レビューを書き直したい。とにかく、物事の本質をすばやく掴み、抉り出しながら、淡々と論じる著者の文体は素晴らしい。ちなみに論じられる対象は、ボードレール、クールベ、セザンヌとスーラ、象徴派、新印象派など。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年6月8日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年6月8日

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