西日本新聞の子ども向け記事に紹介してあった本。昔,NHKで子ども向け番組として作られているようだ。
子ども向けの本だからテンポが良いし回りくどい伏線もない。大変読みやすい。子ども向け2時間ミステリードラマといった感じ。
解説の中島京子さんが言及していたように,登場人物の大人がちゃんと大人であるところがよい。主人公の紫郎も少年だけど勇気や決断,責任の取り方など今の大人より十分大人である。
辞世の句の暗号。おっさんの私は解けないな。いつまでたっても。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2012年10月29日
- 読了日 : 2012年11月5日
- 本棚登録日 : 2012年10月29日
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