平成もわずかだな、との思いと、アマゾンのセールが奇跡的に出会い購入。昭和天皇崩御にまつわる記者の活動について、恐らく実体験を踏まえた小説。昭和から平成に変わることの意義、元号に込められた同時の施政者の思いと某略など、大変熱く、一気に読めた。フィクションの薄そうな部分ほど面白いという気がする。記者の仕事の意義にも触れられた良本。燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや、という謙虚さを持って、今後の政治も見つめたい。
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- 感想投稿日 : 2017年9月4日
- 読了日 : 2017年9月4日
- 本棚登録日 : 2017年9月4日
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