サイレントからトーキーへと移り変わる映画の現場を背景に、映画スターと新人女優の恋をコメディタッチで描いたミュージカルの名作。
ベタと言えばベタですが、細かい所で色々笑わせてくれます。
サイレント時代に一世を風靡した美人女優が、声が悪くて滑舌も悪くて棒読みなもんで、トーキーに変わって一気に立場が悪くなる…というのはなんだか可哀想な気もしますが、本人の性格が性格なので(笑)彗星のごとく現れた新人女優にしてやられる様にはスカッとします。
見所はなんと言ってもジーン・ケリーとデビー・レイノルズ、ドナルド・オコナーの神業のタップ! 歌とダンスのシーンだけ何度も見てしまうぐらい圧巻。
表題曲『雨に唄えば』を唄いながら雨の中で踊るシーンは映画史に残る名シーンです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミュージカル
- 感想投稿日 : 2010年12月5日
- 読了日 : 2010年12月5日
- 本棚登録日 : 2010年12月5日
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