テーマはネットオークション詐欺。最初から悪意はなくとも急にクビになったりしてやむをえず詐欺行為に走るということもありうるわけだ。
詐欺にのめりこんでいく、もしくは追い込まれていく経緯がリアルに読めて面白い。
加害者の名前が特定できない(兄弟のしたこととウソをつかれて)、民事か刑事が微妙、調査するのに現地に行くのにタイヘンなど立件がむつかしいこともよくわかった。普通の行政書士がそうしたとこまでしないことから、主人公が被害者に恋をしてるので過剰追求をするという話にしている。それで公示送達という手法を紹介している。被害者に恋でもしないとなかなかここまでいけないというあたりも勉強になるところ。
しかし、最近は犯罪行為に対しては氏名の通知がなされるのではないかと思うのだが。
主人公の田村の恋愛は今後進展するのかな。またそれで事件をからめることができそうだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック
- 感想投稿日 : 2010年9月18日
- 読了日 : 2010年9月18日
- 本棚登録日 : 2010年9月18日
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