2011年の作品。主人公があまりかっこよくない。長髪というのがダサいし、武器がハンマーというのも少し滑稽。振り回すのには剣の方がスマートだ。しかし、そういうマイナスから出発するとそうでもないかと思えなくもない。馬がほしいとペットショップに行ったり、コーヒーカップを割ったりソーさん、愛嬌がある。暴れ者だったのが、地球に来て穏やかになる。弟のほうが出自が特殊で苦悩する。その対象が面白い。
アメリカンコミックものは主人公がすぐに深刻になるが、これはバカっぽくてよかった。この程度でいいと思うのだが。溢れるCGがCGアレルギーの人には向かないだろうが、どうせならこのくらい思い切ったほうがいい。
マーベル作品なので限界もあるが、のほほんと見てる分には楽した。シリーズで見たくなった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2017年8月6日
- 読了日 : 2017年8月6日
- 本棚登録日 : 2017年8月6日
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