日本映画に三池崇史監督あることの幸せってあると思うが、この映画でも批評など何するものぞと破天荒にやっているが、後半はついていけなくなる。
ヤサグは普通の人とは着るものから立ち居振る舞い、言動が違うということとゾンビを重ねたアイデアは面白いのだが、後半はゾンビの数が増えてという話からどう展開するかと思ったらカンフーの達人二人が現れて個人的果たし合いになってしまう。
この種の果たし合いで後半は進行して少し飽いてしまう。
むしろ、仁侠映画のオマージュのような冒頭のリリー・フランキーの殴りこみ、《続荒野の用心棒》を意識した棺桶担ぎあたりが面白かった。
それにしてもカッパだとか、脳みそが溶けて耳から垂れるとかカエルのゆるキャラがやたらと強いとか、でもへそのばってんをとると弱わくなるとか、巨大化するとか大きな斧を振り回す少年とかぶっ飛んでますね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2016年4月9日
- 読了日 : 2016年4月9日
- 本棚登録日 : 2016年4月9日
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